想いのこしのレビュー・感想・評価
全16件を表示
【”例え我が身は滅びようとも大切な人との願いを叶える為に。”拝金主義故に、4人が命を失った事を知った男が、彼ら達の為に行った事。おぢさんは、このような物語には物凄ーく弱いぞ!と思った作品でもある。】
■金と女に目がないダフ屋のガジロウ(岡田将生)は、ある日自分が風に舞った札を追って道に出て、交通事故に遭う。
幸い無傷で助かったガジロウのもとに、その事故で亡くなったユウコ(広末涼子)、ルカ(木南晴夏)ケイ(松井愛莉)、ジョニー(鹿賀丈史)たち4人が幽霊となって現れる。
彼女たちはお金と引き換えに、自分たちのやり残した“想い”を叶えてほしいとガジロウに半ば強制的に懇願する。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
1.今作は、岡田将生演じる拝金主義の駄目男ガジローが、心の片隅に善性を持っており、自分の為に世に未練を残した男女たちの想いを叶えて行く。
・それは、結婚間近だったルカ(木南晴夏)の想いを果たすために、ルカの恋人と結婚式を挙げたり。
・野球部のマネージャーだったケイ(松井愛莉)が好きだった、キャプテンの最期の試合を応援し、見えない筈のケイに野球部員たちが、試合後に感謝の意を表したり
・元、消防士で、事故で亡くなる前は、ユウコや、ルカや、ケイの副表としてのポールダンサーを支える立場にあったジョニー(鹿賀丈史)が、街中で起こった火事を、的確な指示をガジローに言い、火事を最小限に防ぎ、消防士から敬礼されるシーン・・。
ー ユウコ(広末涼子)、ルカ(木南晴夏)ケイ(松井愛莉)、ジョニー(鹿賀丈史)は生きている人間からは見えないが、ガジローだけには見える設定が良い。
そして、ユウコ以外は、ガジローの頑張りもあり、天国に召されていく・・。-
2.最後に残ったユウコの息子は、亡き母がポールダンサーであったことを、旧友から揶揄されながらも、施設に入る事を拒否し、一人で生活をする。だが、そのような事はいつまでも続く事はないが、それまで拝金主義の愚かしき男だったガジローが、何を思ったか、亡き母が働いていたキャバレーで、ポールダンサーとして、踊るために練習を積む。
ー ガジローがヘラヘラしながらも、ユウコたちの仕事が如何に大変だったかを、自ら知り、ユウコの息子へ”お母さんたちは、頑張って居たんだ!”と伝えようと思ったのであろう、ガジローが自らの拝金主義の生き方以外の、キチンと足が付いた仕事にに対する畏敬の念を持ったシーンだと思った。-
<ユウコの息子は、ガジローの誘いにより、母がポールダンサーとして働いていた店でガジローがポールダンサーとして躍るシーンを観るが、彼の瞳には母の姿が映っていた・・。
ユウコの息子はガジローに連れられ、施設に入所するが、そこには可愛い女の子がいて、ガジローが、”教えてあげるよ‥”と言うと、ガジローの頭には、インコの糞が・・。
哀しき物語ではあるが、コミカル要素強き作品。
今作は、愚かしき拝金主義の男、ガジローの成長物語でもある。
それを、岡田将生さんが、絶妙に演じている。この人が演じると、嫌みが無いのである。
おぢさんはな、このような物語には物凄ーく弱いぞ!と思った作品でもある。>
泣いちゃう映画
突然の事故で命を失った4人の男女が、その事故の原因となった男性には死後の姿がみえていて、この世にやり残した事を男性を通してやりきって成仏するお話。
笑わせてくれるシーンや、考えさせられるシーンもちょいちょいある中で、それぞれが想い残していたことをやりきって成仏するシーンについつい涙が。
亡くなった4人が誰一人死にたくなかったや、原因となった男の人へ恨み辛みを言わなかったのが多分この映画をより美しく魅せている気がする。
我が子を残して死んでいかねばいけない母親の気持ちになると、もっと酷い言葉をかけてしまいそうにならないのかと思うくらい、みんな穏やかな最期をみせていた。
とにかく2時間あっという間に観ました。
さらっと観れてホロっと泣いちゃう映画です。
普通に面白い
岡田くんが悪いチャラチャラした役。
ポールダンサーの広末、ほか二人の女の子と高橋さんを乗せた車が事故に遇い、幽霊となって岡田くんの前に現れる。
それぞれ、結婚式、好きな男の子の高校野球の引退試合、消防士としての良い仕事…想いのこしたことを岡田くんを身代わりにこなして成仏していく…
その過程で岡田くんも変わっていく。
流石に岡田くん☆最後には清々しい良い青年になっていて☆
そして広末の息子役の“巨勢竜也”くんがすごく可愛くて今後に注目だなー(^^)
岡田将生の演技が好きで、なんとなく見てたけど、ほかのキャストも好き...
岡田将生の演技が好きで、なんとなく見てたけど、ほかのキャストも好きな人ばかりだった。
内容も知らずに見たから、最初は衝撃だった。
まさかの亡くなった人たちの想いのこしだったなんて。
高校野球のけいちゃんの青春ストーリーには泣いてしまったな。
みんなそれぞれの想いのこし…切なかったけど、心温まった( ᵕ̈ )
想い届け
岡田将生がルックスはいいが女と金に目がない人生を楽しむこと何より最優先している男役だが、ただチャラチャラしただけじゃなく熱い心も少しもっていてかっこいい。
逝ってしまう側も残された側もそれぞれ残した想いそして声は届かなくても想いはとどくという温まる作品。ただ結婚式のシーンは少しむりがあるかな?といった感じ。
全体的に後味の良い作品!
声は聴こえなくても、気持ちが届けばいい。
映画「想いのこし」(平川雄一朗監督)から。
ある交通事故で、突然、前触れもなく他界したばすなのに、
この世に残した強い「思い」が、なかなか成仏させてくれない。
その思い(願い)が叶ったら、自然と体が消え、あの世へ・・・。
(書籍・映画)「椿山課長の七日間」を彷彿させるような設定に、
「見たくないものも見えちゃう」のか、変な好奇心で観続けたが、
私の予想に反し、人間の汚い、嫌な面は少なかった気がした。
亡くなった4人、それぞれがこの世に残した「想い」は、
すでに幽霊だから、声として伝えることができない。
それを、話すこと以外で、なんとか伝えようとする、
その方法は、4人とも違うけれど、私の涙腺を緩めてくれた。
中でも、高校野球部の女子マネージャーが、3年生最後の試合を
「頑張れ〜」と精一杯応援するけど、当然、聴こえない。
「聴こえないよ」というのは簡単だけど、彼女の想いは、違った。
「声は聴こえなくても、気持ちが届けばいい」
この一言に、なるほどなぁ・・感じ、胸が締め付けられたし、
物語も期待どおりに、選手に彼女の想いが届く。
なぜ、彼女は彼らを応援するということに想いを残したか、
それは、たぶん、この台詞が説明してくれる。
「野球って、一人じゃ出来ないんです。
周りの人たちがいて、自分が存在できるんです」
短い人生だったけど、自分がこの世に存在していたのは、
3年間一緒に汗と涙を流してきた、野球部の部員がいたから、
そう思ったに違いない。
彼らも、目には見えない、彼女の姿を想像して、こう礼を言う。
「犬塚、三年間、一緒に野球が出来てよかった。
3年間支えてくれて、本当にありがどうございました。
これから、3年のみんなはバラバラになるけど、
俺たちずっと仲間だから。俺たちずっとお前の味方だし・・
お前は、1人じゃないから」・・この台詞で、涙が溢れた。
心の感染映画
岡田君が主演なので 観ました
今回はチャラ男役 人生は金 女と詐欺まがいのことをしては
遊びほうけるダメ男を演じてる
そのチャラ男が ひゃんなことから幽霊たちにつきまとわれ
生きているうちにかなえられなかったことを このチャラ男が
引き受けることになり・・・
だんだんと チャラ男の心が 幽霊たちの思いに感染して・・・
と言う まあ 人と出会い変わっていくという映画は数多くあるが
今回は幽霊との出会いで心が変わる様を描いている
観ていて 丁寧に作られていたし とても良かったです
チャラ男の岡田君もいいですね
号泣予定が・・案外ほっこりで・・
安定感ある作品・・。もっと・・もっと・・泣きたかったんですが
意外と号泣に至らず・・ほっこりしていた。
個人的には松井さんメインの野球のストーリーがお気に入りで青春にグッと持ってかれました。
広末さんの親子のエピソードがメインなのかなーって最後すっごく泣けるのかなーって期待していましたが・・イマイチ入ってゆけず残念。
やっぱり野球のエピソードが一番泣けました。
「潔く柔く」・・・で号泣して・・今回も岡田さん主演でこれは王道に泣かせの作品かと思ってましたが
4つぐらいエピソードがあるんで・・やんわりほどよいボリューム。
そのほどよさがほっこり感をそそります。
「想いのこし」ってタイトルが素敵。
綺麗な響き。重い作品なのか・・と思ってましたが、始まってみたら・・意外とコミカル展開。
もう少しコミカルなタイトルだったらまた違った印象だったのかもしれません。(客層も違ってくるかなー・・・)
主題歌も素敵でした。
感動できました。
もっと・・・涙流したかったけど・・。
なぜポールダンス。
よく行く映画館でかなり以前から今作の予告が流れていた。
どうやら近辺で撮影をしたらしく、予告編も地域限定版で
岡田君が語りかけていたが、実際に本作を観て、あーここだな。
と思うところはそんなに多くなかった(六本木や川崎もあったし)
ちょっとご当地風景が面白いなとは思ったけど、内容はうーん…
いい話ではあるのに、どうも描き方が散漫で、笑わせたいのか、
泣かせたいのか、納得させたいのか、どれよ?という感じだった。
頑張った役者さんには申し訳ないけど、
なんでこの3人がポールダンサー?というくらいに違和感がある。
突然の事故でこの世を去ってしまう4人が、主人公にだけ姿が
見えることを知り、現世に遺した想いを遂げていくという物語。
結末は大体分かるし、岡田君演じるガジロウが、ろくでなしから
変化していくんだろう、というのもほぼ読める。なので新味はない。
一番泣かせるのは広末演じるシングルマザーの息子で、母親の
死後、独りで生活をして進学する!と施設行きを断ってしまう。
説得してくれ!とガジロウに頼んでも、幾らくれるの?と、彼は
どこまでもお金に汚ない。しかし頼れるのがこの男だけである今、
選択肢のない4人は、大金と引き替えに彼に頼むのだったが…
本来泣かせるように持っていける話を、笑いを誘う味付けに
したのはいいんだけど、盛り込み過ぎてとにかく場面展開が雑。
4人もの願いを叶えるには、どう見てもガジロウは役不足であり、
加えて彼の女装姿ばかり目を惹いてしまうなんて非常に勿体ない。
「お前の母ちゃん裸踊りで稼いでるんだろ!」とバカにされた息子へ
ポールダンスを披露するシーンでも、果たしてあれを芸術だと
小学生が理解するだろうか?と首を傾げてしまう。お前のために
懸命に働いていたんだぞ!の方がよっぽど説得力があると思う^^;
突然この世を去ることになれば、思い遺すことは数えきれない。
やりたいことはたくさんあるだろうし最後の一言だって言いたい。
亡くなる人も遺された人も、それが叶わないからこんな夢を見る。
逢えなくても見えなくてもどこかで生きていると信じているから。
(しかし岡田君て女装も丸裸も何でもやるからエラい。俳優の鑑!)
ベタな展開だけど泣ける
ベタに泣かされました!
ただ、ちょっとあまりにもベタ過ぎたかなー?展開が読め過ぎちゃって。。
ベタも嫌いじゃないんですけどねー。
もう一つ捻りがあれば、加点出来たかなーと。
岡田将生の熱演はよかった。
だから最後のポールダンスはもうちょっと上手く撮ってあげて欲しかったな。
例えて言うなら、フラガールの時の蒼井優のように。
4人の最期。
ほとんど予備知識なく、予告 のこし編の冒頭の、幽霊4人×主人公のシーンだけを見て、観に行きました。
人の死を扱う限り、やっぱり悲しい話。
気付いたら泣いちゃうんですよね。
だって死んでるし。
生きてることって、それだけで価値があるんだわ。と、思ってる自分がいました。
とはいっても、ジメジメした暗さはなく、淡々と、不自然なくらい自然に、想いのこしは解消されていきます。
くすっと笑えるシーンもあるし、岡田くんの女装シーンが2回も。これはなんというか…いや、岡田くん美形だけど、ちょっとお腹いっぱい。
子役の俳優さんが泣かせるわー。
1番ハマってた!
でもこの時間で4人を成仏させるのは、忙しすぎた感じがする。
母親が、一人で暮らす息子をしばらく見守るなんて、かなり辛い状況だったと思うのですが、さらっと時間が過ぎちゃった。
突っ込みどころはあれど、ダメ男だった主人公が、自然とポールダンスをしようと思うなんて!
いい話でした。
いい映画だと思う
ポールダンスの曲やHYの曲が良かった!
ガジロウが、お金では、なく本当に想いのこしたことをしてあげようと決意したお金投げたところや最後の広末さんの場面はとても良かったが期待が大きすぎたかな?笑
安心して楽しめる良作
想いを残して死んだ者が、一部の自分が見える人の助けを借りて想いを遂げて消えていくというのは映画やドラマによくある設定で、本作もストーリー的にほとんど意外性はありませんが、笑わせるところは笑わせ、泣かせるところは泣かせるあたりがよく出来ていて面白かったです。岡田将生のダメ男ぶりや死者の身代わりをするあたりの笑いをアクセントにして、四人の死者も役にはまっていてそれぞれが消えていくところではベタに泣かせてくれます。安心して観られる良作です。
完成披露試写会と初日舞台挨拶
1度目より 2度目のが 内容をしっかり見届けられたので1度目より泣けました。
意外と内容スピードが早く 感情移入出来ないまま展開が早いと思ったと思います
特にルカの結婚式などは もう消えちゃうの?みたいな
松井愛莉さんの頃からやっと気持ちがついてきてって感じました
まぁ 展開は早い ありがちな映画ではあるが 久しぶりに シンプルてホロリとする位なら 松井愛莉ちゃん 広末涼子さんの可愛さで この星です笑
もうちょっと頑張って欲しかったな
出演者が少々残念でした。
というのも、そんなにたくさんの主要出演者がいない中、
まだまだ演技力が足りないと思われる女優さんが二人。
たくさんの出演者がいるなら良かったのかもしれませんが、
主要5人の出演者のうちの2人が若手の女優さんということで、
どうしても全体的に稚拙に見えてしまいました。
せめて一人にして欲しかった
それと、ちらほらと突っ込みたくなる矛盾点が、、、
渋滞で動けなくなっているというのに、方向転換したとたん車がいないとか、
その規模の火事でなんで消防車がそんなに大量に連なってるの?
とか笑
辛口ですいません。
そんな感じで映画に100%入り込めなかったのですが、
周りの方はすすり泣く声がかなり聞こえていたので、
ストーリーに入ることができればとっても感動できたんだと思います(´・ω・`)
ということで、邦画が好き、感動作が好きという方にはおすすめできる映画だと思います
全16件を表示