想いのこしのレビュー・感想・評価
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交通事故でひとり生き残り、亡くなった4人の姿が見えるようになったガ...
交通事故でひとり生き残り、亡くなった4人の姿が見えるようになったガジロウが彼らの想い残したことを叶えていく。
設定に無理はあるけれど、コミカルの部分もあれば、ぐっと泣けるところはきちんとしててメッセージ性はあったと思う。
大切な人に伝えたい想いをきちんと伝えることって素敵なことだし、大切なことですね。そんなことを思える作品でした。
あざといけど、涙が出ます‼️❓
くどい演出が多いけど、野球のマネージャーのエピソードは、素直に泣けた、さすがルーキーズの監督。
何より、岡田将生の演技は神業に近い、ウェディングドレスにポールダンサー、嫌味なく、見事に演じ切りました、マジか。
ストーリーはあざといけど、子役や広末涼子ほか女優陣もいい演技でした。
一人じゃないから、とか、これからもずっと見てて、とか、泣けるセリフが満載です。
岡田将生が、もし、いなければ駄作かも知れんしけど、彼のおかげで、輝いていた。
心が暖かくなりました、ありがとうございます😊😭
微妙のこし
3人のポールダンサーと運転手の乗った車が、突然道路に飛び出してきた青年と接触、青年は奇跡的に助かったものの、車の4人は命を落としてしまう。
が、この世に未練があり、成仏出来ない4人。
唯一、4人が見え、話す事が出来るのは、事故の張本人の青年。しかしこの青年、金と女にしか興味が無い最低人間で…。
4人それぞれのこの世への“想いのこし”。
一人は、同郷の恋人と結婚式を挙げる事。
一人は、片想いの相手に気持ちを伝える事。
一人は、やり残した仕事の“ほう・れん・そう”。
一人は、息子。
青年を通じて、やり残した事をやり遂げ、想いを伝え、成仏していく。
嫌々ながら多額の報酬金目当てだった青年も、それぞれの想いに触れていく内に、自分自身を見つめ直す。
死者と生者の、平川監督のもう一つの“ツナグ”。
笑えるシーンもあり、ハートフルなシーンもあり、ジ~ンとさせるシーンもあった。
だけど、全てがステレオタイプ。
事件や問題が起き、その都度感動の場面が用意され、ここで感動しろ!ここで泣け!…と要求されているかのよう。
『ROOKIES』もそうだが、平川監督のクドい泣かせの演出は、ステレオタイプを通り越して陳腐ですらある。
岡田将生演じる青年は、ガラリと最低性格が変わるんじゃなく、チャラ男のままなりに、少しずつまともになっていく描かれ方には好感。
にしても、演技が漫画的にオーバーリアクション過ぎ…。
これはキャスト全員に言える。
広末涼子も鹿賀丈史も好演しているが、魅せられる演技が無かった。
広末の息子役の男の子は達者な演技。
話的にも見易く、思ってたよりかは悪くはなかった。
でも、何もかもあざとく平凡過ぎて…。
何だか色々と、微妙感が残る作品だった。
広末涼子
自分の人生が突然終わってしまったら、そして、それを奪ったのがあんなサイテーな男だったら、そりゃ浮かばれないよねぇ。原作は未読ですが、平川監督にとっては、「ツナグ」同様、死者との交信を描いた作品となりました。
突然人生を奪われた四人の想いをかなえてあげて成仏させるだけならば、予定調和のただのお涙ちょうだい映画となりますが、奪った張本人が悪人ではなく、所謂サイテー男で、映画自体をコメディータッチにしたのが良かったのではないでしょうか。「ささらさや」がどちらかというと、残された方の視点に立っているのに、こちらは逝ってしまった人の想いに寄り添っているのも比較すると面白いと思います。それに、広末の息子が母からの最後の電話に出なかったことを後悔しているというのには、すごく共感が持てました。些細なことですけど、こんなもんなんですね。
一方、逝ってしまった人の想いの方も、本当にささやかな物でした。それをこのサイテー男が一つずつかなえてやるワケです。金のためなら女装もいとわずに。。。でも、その願いが叶うということは、残された人の方にも逝ってしまった人への想いが残っていからだと、いつしか気がつくわけですよ。そしてそれは、それぞれが一生懸命生きてきた証でもあるわけです。四人は成仏して姿形はなくなってしまいますが、いつまでも生きている人の心には残っていきます。結婚できなかった婚約者にも、野球部のメンバーにも、消防署の後輩にも、そして最愛の息子にも。これが肝ですね。
その上で、すべての話が完結して、最後の最後に、やっぱりサイテー男は、サイテーだぁ、と笑わせてくれるのもいいですね。彼の本質は全く変わらず、これからもたくましく生きていくのでしょう。でも、それでいいんですよね。
サイテー男は岡田将生でした。
ゴーストのリメイク以来の衝撃
なかなかの衝撃。邦画の底の底を見た感じ。よく停止ボタンを押さなかったと思う。
なんとも直線的な作品(悪い意味で)。感動させますよ〜〜〜、ほら感動!ってお尻叩かれてる感覚。
ユーモアを入れたかったのか分からないけど、交通事故で亡くなり、その原因を作ったであろう当事者との関係が、これからドラマが起きますからね〜とこれまたお尻叩かれた。
キャラクターもまったく共感できず、どこかネジが抜けてるような気持ちの悪い陽気さ。伝えたいメッセージなどは受け取りやすいけど、これみよがしなものは下手くそか!と感じる。
たしかに感動のシーンはある。が、そんなものを吹き飛ばす程のダレ。ほんとに共感できない。主人公のやる気スイッチがどこにあるのか全く分からない。芯のなさが悪い方にしか見えなかった。設定も甘々で、のめりこめず、はっきりとした駄作。
子役の演技が上手かった。
泣けた
よくある話だと思いながら見たけど泣けた。
想いのこしは必ずしもなくなった人の想いのこしだけではない。残された者の想いのこしもある。と、自分の親が亡くなった時のことを思い出した。
ガジが変わっていくのもよかった。
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