漁村の幽霊 パクさん、出張すのレビュー・感想・評価
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『設定も世界観も既視感一杯』
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自宅にて鑑賞。日本劇場未公開作で韓国製ホラーコメディ、原題"점쟁이들(英題"Ghost Sweepers")"。主要登場人物の紹介後、10分過ぎた辺りで漸くタイトルコール。舞台は過去50年で87件不審死があった呪われた漁村ウルチンニ。前半の見せ場の一つ、浜辺での除霊シーンは、洗濯物の様なのがたなびく中、炎を放つ攻撃的な霊とは余りお目に掛かった事がなく貴重。全篇に流れる擽りポイントはお国柄の違いか余り笑えず……かと云って、怖いかと云うとそうでも無く、中途半端な印象は最後迄、拭えなかった。55/100点。
・登場するキャラクター達もどこかで観た事ある様な造形の連中ばかりで、それは物語の舞台や展開等にも云える。丁寧な作りと楽しんで作っている多幸感の様な雰囲気は充分に伝わる画面だっただけに残念な思いが強く残った。
・ラスト近くの死んだふりを含め“パク”先生の演技の殆どは、演じたキム・スロのアドリブらしい。撮影は極寒の山、海、野原等で進められ、撮影隊は大雪や吹雪も体験したと云う。キム・スロは四枚の重ね着でこれを乗り越えたと撮影時を振り返り答えている。
・鑑賞日:2019年1月13日(日)
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タイトルが残念!
何でこんなタイトルにしたのか?
ちょっとB級的な部分もあるけれど、中々どっこい楽しい映画です!
霊に対するアプローチが、霊媒師がそれぞれ持っている得意分野での活躍が面白い。
ちょっと怖くもありました。
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