「ひたすら泣けた」おやすみなさいを言いたくて ラブプラネットさんの映画レビュー(感想・評価)
ひたすら泣けた
ジュリエット・ビノシュの演技がとにかくハマリ役でした。ビノシュが出る作品は軒並み好きな作品(汚れた血、存在の耐えられない軽さ、ダメージ、ポンヌフの恋人・・とか古いですが)ばかりだったので、期待してみましたが、期待以上でした!たぶんこの映画は、女性と男性の感想は真逆になるかもしれませんね。だいぶ、主人公のレベッカに感情移入してしまいました。私も二人の子供を持つ母として働いていて、目まぐるしいなんて生ぬるい言葉では言い尽くせないほど、怒涛の日々を生きています。そんな中で、子育てをしながらも、自分が好きな仕事をするということの困難さ、苦労、葛藤、子供たちへの申し訳なさ、でも仕事を手離したくない、という様々な気持ちがないまぜになりながら生きています。だから、レベッカの気持ちが痛いほどわかり、ただただ泣けてきました。たぶん泣きたかったのかもしれない。人生で一番大切なものは絶対に家族です。それを改めて感じさせられ、日々の時間の使い方を見直そうと思いました!
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