「【”パパは正しくて強くて格好良い!”ジェイソン・ステイタムが娘を愛する元インターポール潜入捜査官の父を好演。ジェイソン・ステイタムはどんな役をこなしても様になるし、格好良いのである。】」バトルフロント NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”パパは正しくて強くて格好良い!”ジェイソン・ステイタムが娘を愛する元インターポール潜入捜査官の父を好演。ジェイソン・ステイタムはどんな役をこなしても様になるし、格好良いのである。】
ー シルヴェスター・スタローン脚本、ジェイソン・ステイサム主演という強力タッグ作。
ステイサムならではのほぼすべてのアクションを自らこなす姿に加え、娘を心から愛し守る父親役が見事な作品。ウィノナ・ライダー、途中まで分かんなかったよ。苦労していた時期だったんだね・・。ー
■ある担当していた事件で起こった出来事により、潜入捜査官を辞め、愛娘マディと亡き妻の故郷である田舎町に移り住んだブローカー(ジェイソン・ステイタム)。
平穏な日々を過ごそうとする彼だったが、娘マディが苛めっ子の男の子に見事なるストレートパンチを浴びせた事を契機に地元を支配する裏の顔は麻薬密売人ゲイターに目をつけられ、かつて自分が壊滅させた犯罪組織も絡む戦いへと発展していく。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・苛めっ子の男の子に対し、マディが”二度警告したからね!”と言って父から護衛術として習った、ストレートパンチをかますシーンが格好良い。
・そして、モンスターペアレントとして出てくるジャンキー母親と情けない父。
ー こんな両親に育てられれば、苛めっ子にもなるわな・・、と思いつつ中盤はこの男の子が少し可哀想になる・・。-
・保守的で情報はパブで筒抜けという小さな町で、ブローカーはあっと言う間に話題の人になる。
ー 彼は、きちっと筋を通す男である。だが、娘をトラブルに巻き込まないように苛めっ子の両親にキチンと謝るのである。悪くないのに・・。-
<だが、ジャンキー母の親類の裏の顔は麻薬密売人ゲイターに過去を暴かれ、果ては家を攻撃され、愛娘を誘拐されてブチ切れるブローカー。
コテンパンにやっつけて、ゲイターの頭に銃口を当てた際に感じた娘の視線。
ブローカーは”娘に助けられたな・・。”と言ってゲイターから銃口を外すのである。
ジェイソン・ステイタムが珍しく男親を演じた作品であるが、見事に好演している。彼はどんな役をこなしても様になるし、格好良い。
暫く、個人的なジェイソン・ステイタム祭は続きそうである。>