「前作に引き続き楽しめる」寄生獣 完結編 カピバラさんの映画レビュー(感想・評価)
前作に引き続き楽しめる
新一&ミギーのコンビはなかなか良いです。
だらっとした雰囲気がこの2人に合います。少し、前作よりはグロくなりました。
原作もまぁまぁグロめなので仕方のないことですが…
感動するほどではありませんが、寄生生物に感情移入します。むやみに人を喰うのはそこまで共感しませんでしたが、彼らの目的と言うか、なるほど、「寄生獣」ってそういう事だったのか…と。
今回のテーマは「愛」だそうで、少ししつこい気もしましたが、見ごたえのある作りです。深津絵里演じる田宮良子の最期のシーンは母親の強さを感じるシーンでした。
ところで、新一と里美の「愛」の描きかたなんですが、少々雑というか、ベッドシーンは要らなかったと思います。するんだったら何でもないときにしなさいよっって。「あんっ、あんっ」じゃねーし(-.-)
ミギーも死んだかも知れないし、また敵が来やがるかも知れないしってときにヤれますかね。。。
恐怖に負けておっ勃たないんじゃ?
ま、橋本愛の「あんっ」にはしっかり興奮させて頂きましたが。。。
どうせだったら愛ちゃんおっぱい出して欲しかったな…
そうしたら100点にするのに。
原作のラストも知ってましたが、少し切ないラストですね。一見の価値アリだと思います。
今回のテーマは愛ですね・・・・全く同感です!!
前篇がバイオレンスとホラーで、後編は愛でまとめているのは流れ的に
まあいいんじゃないかと思いますが、そのつなぎ方にやや違和感は否め
まないのがやや残念です。
愛ちゃんのベッドシーンですが、新一の絶望、疲労、ストレスを癒すた
めに里見が体を開いてるわけで、解釈によってはいろんな問題で疲れ切
った現代人類を身を持って救う聖母マリアと考えてもいいんではないか
と思います。
肉体の愛(エロス)ではなく神の愛(アガペー)であり、愛ちゃんは女
神様なんではないかと・・・・
彼女は思い切りのいい女優さんなので、そのうち全身を晒して下さる期
待はありますが、首から下は男性的なので其の辺は微妙かと。。。。