「この物語には恐怖と怒りと愛がある」寄生獣 完結編 revilさんの映画レビュー(感想・評価)
この物語には恐怖と怒りと愛がある
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リアルタイムで原作を読んでた世代ですが・・・
大変、満足してます。
漫画原作の映画としては、かなり上出来だと思う。
ただ映画なので、展開が早く
まだ物足りない感が。
個人的に期待してた・・・
田宮の最後で、母親の顔に変化するシーンが無し。
後藤VS特殊部隊の屋内戦もカット。
後藤とのバトルも、少し迫力が足りない気が。
良かった点は・・・
市長の演説は、原作以上の迫力。
ラストも、かなり良かった。
あと濡れ場が、かなり名演技だった。
でも・・そこに、リアルは必要ないだろ(笑)
前作、後編ともに・・・すごく良かった。
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uncle50さんのコメント
2015年5月2日
>この物語には恐怖と怒りと愛がある ネタバレ
おつしゃるとおり・・・・
映画に恐怖と怒りと愛は欠かせないものです。この物語にもこれらが
充分に盛り込まれ、味わい深い作品になっているように思えます。
初めに恐怖と怒りが重厚に巧みに描かれ、最後に愛が救う順序になっ
てます。この愛を具現化してるのが、橋本愛さんなんですよ。文字通
り「愛」なんでしょう。
愛なくしてこの映画は成立しないでしょう。地球や人間以外の生き物
そして人類への慈しみがこの映画の大きなテーマであり、山崎監督は
それを上手く描いている秀逸な作品といって良いでしょう。