「原作とは別の良さ」寄生獣 完結編 と〜しゅんさんの映画レビュー(感想・評価)
原作とは別の良さ
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この完結編で描かれていたのは主に原作のクライマックス部分。
マンガで読んでいたときは興奮のあまり次の巻次の巻と止まらなかった。
この映画でもその興奮は健在だった。
展開やセリフ回しが異なるところが多かったがそれがなんとも良い。
原作のテーマをわかりやすいように咀嚼して提示してるように思えた。
プラスαで「母親」というテーマが色濃かったのも良かった。
田宮が笑うシーンは思わず涙が出てきてしまった。
自分は実写作品としては確実に成功の部類に入ると思う。
阿部サダヲのミギーに違和感を感じる人がいたけれど特に悪くなかった。
(まぁあの人のせいでミギーがちょっと可愛らしかったのもあるけど)
ただもう少し上映時間が長かったら原作の魅力をもっと出せたのかなと思う。
そのせいかクライマックスはちょっと急ぎすぎにも感じた。
あと市役所と動物園は同時進行じゃなくて別々に見せて欲しかった。
動物園のシーン、ノーカットだったら確実に泣いてたと思う。
とにもかくにもエンターテイメント作品としてはこの映画は確実に成功だと思う。
今度はぜひとも前後編続けて見てみたい。
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