寄生獣のレビュー・感想・評価
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役者陣がすごく良かった
原作がすごく好きで、今だによく読み返している寄生獣。
すごく好きな作品なだけに、どんな風に実写化されるのか、すごく楽しみだった。
映画は役者陣の演技がすごくて、とくに寄生された田宮、島田の2人の奇怪さが際立っていた。
ミギーも相棒感がよく出ていたし、原作よりはコミカルで、可愛くはなっていたけどそれもまたよかった。
細かいけど不満は1つ。
ミギーがほぼ常に、同じ形(目、口が一つに手が二本)だったこと。原作では、ミギーは色んな形に変身していた。その時々ですごく自然に見えるような形に。まあ、短時間でミギーに親しみをもつためには、この方が効果的なのかな。
理屈はあるが根拠がない。
20年以上前の原作ですが、よくできた話でした。
最近の漫画にありがちな「理屈はあるけど根拠がない」話です。
何故手に寄生したか、寄生するからどうなる?の理屈はある。
でも、寄生獣とはなにモノで、何故寄生するとこうなる?の根拠はない。
ま、難しいことを考えないで話を楽しめるようにするには、これで良いのだが考え始めると何か言いたくなる。
話のテンポはすごくいい。ストレス無く最後まで楽しめた。
特撮も今のこの時代だからこの話ができたと思うほどよくできていた。
全体的に楽しめる映画で、4月公開の「完結編」が待ち遠しい映画です。
意外と良かった。
20年くらい昔のマンガをよくもまあここまで現代風に仕立てあげたな、と思いました。なにせ、原作中では携帯電話もパソコンも(おそらく)出てきませんから。原作の連載中にファンだった者です。
母性をテーマとして前面に出した切り口、意外ながら実に新鮮でした。賛否両論の、ミギーの声についても幾多のエピソードの大胆なカットについても、それほど違和感は感じませんでした。
完結編はGW上映。是非シアターで観たいですね。個人的には加奈は登場させて、関連エピソードをカットしないでほしいです。
染谷くんさすが
染谷将太くん。wood job でもそうでしたが、劇中で少しづつ心境、性格が変化していくのを上手く演じることができているなと思いました。
また、戦闘シーンの迫力は凄まじく、映画館で見ることをお勧めします。
前編ひとまず実写化成功
原作が面白かっただけに、心配でしたが、楽しめました。基本、芯となる部分は原作漫画に忠実。変更した設定もあるが、なるほど納得。今回の前編に関しては、原作をリスペクトした良作と言えます。
原作ファンの方も、大きく期待を裏切られる事は無いと思います。
漫画読んでから→映画、いやいや、映画観てから→漫画、どっちがより楽しめて得なのかな?なんて考えたりしました。
さて心配は、次の後半。ここが上手にできてこそ、ですよね。
原作に忠実だけど
上手くまとめているな、という感じ。
原作に忠実に、削る要素は削りながらも重要なセリフを他の人物に言わせていたりというアレンジを入れるあたり、なかなか上手い。
でも、手慣れた感はあるけど意外性に乏しいので損をしているかな。
ミギーの声は少し軽すぎて、パラサイトの冷酷さの表現が足りないように思う。「肉の壁作戦」などのタームも出てこないのでなおさら。
島田役の東出昌大はなかなか不気味で良かった。母親役の余貴美子はさすが。
橋本愛は配役を知った段階ではかなり違和感があったが、これはこれでありだと思った。
パラサイトの設定が原作と少し変わっていて、寄生される前の人間の個性なり感情が僅かに残っているように見える。
この設定、完結編ではどう扱われるのだろうか。
とりあえず完結編も観る予定。
山崎貴、絶好調。
岩明均の原作漫画が出版されたときは、その存在を知らなかった。映画化されると知ったあと、原作を少し読んだが、抜群におもしろかった。
漫画のビジュアルをほぼ忠実に映像化している。技術もさることながら、山崎貴の熱意の賜物だと思われる。
人間にとりついて脳を破壊し、肉体を乗っ取る。そして人間を捕食していく。初めは本能としての捕食のみだったが、パラサイトの中に、人間と共存できるのでは、と考えるものが現れる。
脳の破壊は失敗したが、その人間と共存している新一(染谷将太)とミギー(阿部サダヲ)の存在が鍵となる。
新一と母親(余貴美子)のシークエンスは相当の改変が施されている。このほうが映画としてはすっきりするかとは思うが、父親の絶望も新一には大きく関わっていたはずなので、少し残念な改変であった。
田宮良子に扮した深津絵里がいい。どちらかというとかわいい感じの役が多かったのだが、本来もっているクール・ビューティーぶりをいかんなく発揮している。
完結編の予告があったが、さらにアクション面が際立つものになっている。
来年4月までの辛抱である。
予想以上の面白さ!
山崎監督の作品が苦手な自分でしたが、題材に魅力を感じ鑑賞しました。
結果は大満足!
作品のテンポや見せ方といった演出、そして何より俳優陣の演技力!見事でした‼︎
観ていて飽きさせることなく、むしろグイグイとこの世界に引き込まれてしまい、あっという間の上映時間でした。
主人公の心情もしっかり描かれており、細かいところまでケアができていた作品です。
是非完結編も劇場で観たいと思います!
グロいけど面白いです!
原作未読です。とても面白かったです!!なんといっても染谷くんの演技がすごいなあと。ストーリーもわかりやすく、テンポ良くハラハラドキドキでした!そしてミギー可愛かったですね(^ ^)グロいの平気な人にはとてもおすすめできる作品です。完結編がとても楽しみです!原作も読んでみたくなります。。
思ったよりよかった
原作ファンですが、映像は思ったより違和感なくよかったです。ただ、やっぱにミギーとの距離感が近すぎるのには違和感が。あと漫画を読んで好きだったのが何回か繰り返される、視点を置く位置による価値観の逆転ですが、最初から地球を守らなきゃの視点なのが残念だったかなぁと。最初はもう人間を脅かす侵略者的な位置付けで終わっても良かったと思いました。
後編に期待
山崎監督の作品ということもあり期待大で見に行きました。
原作を知らない私でもすんなり入れるストーリーで、染谷君のそこにミギーが本当に存在するかのような違和感ない演技に感動しました。
私が思ってたよりグロいシーン満載でしたが、重々しさではなく爽快感さえ覚えるグロさでした。なめらかなCGも日本の技術も捨てたんもじゃないなと思わせてくれるクオリティでした。ミギーが可愛い!
後編ありきのラストシーンでしたのでもやもや満載でしたが、後編に期待したいです。
まあまあ
原作のテーマを全部盛り込んだら、とても映画の尺には収まらないからか、新一のママがシングルマザーになってたり(原作通りにしたら、妻を亡くした父親が立ち直って、息子と壁を乗り越えるという描写まで必要になるものね)、登場人物が減ってたり、ずいぶんすっきりまとまったなあという感じです。
その分、映画としては軽く面白いエンタメになってたので、これから「寄生獣」に触れるという人には悪くはないのではないかしら。
染谷将太もいいけど、個人的には東出昌大の演技がとにかく好き! 人間離れした雰囲気が出てたと思う!
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