寄生獣のレビュー・感想・評価
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キャスティングが良い
原作漫画は古い(スケ番とかリーゼントの不良が当たり前だった時代)が、アニメ版は現代風(と言っても今となっては古いが)。今作の時代設定も公開当時をそのまま反映させているようだ。
山崎貴監督作品は(トイレ描写が無いのに)、なぜか生活感がある。映像が凄い。TVドラマとは違う。ちゃんと大画面のスクリーン用につくっている。山崎貴監督は違和感をつくるのも上手い。
個人的にミギーの声が阿部サダヲさんで良かった。性格のイメージが合っている。ちなみにアニメ版のミギーの声は平野綾さん(京都アニメーションの代表作『涼宮ハルヒの憂鬱』が大好きだから、あんなことやこんなこと、何があってもいまだに大ファン。ディズニーの『ミラベルと魔法だらけの家』もアニメ版の『寄生獣』も平野綾さんが声優としてキャスティングされているから観たんだもん)。
泉新一も染谷将太さんで良い。視聴中、なんとなくだけど菅田将暉さんでも良いかもねと思った。
その他、橋本愛さん、深津絵里さん等のキャスティングも良い。東出昌大さんのスタイルの良さが目立っていて、ホントにあのひと人間じゃない、と言いたくなる。
『踊る大捜査線』の青島くんと和久さんを彷彿とさせるような平間警部補(國村隼)たちを観ていてワクワクした。
続編の『寄生獣 完結編』(2015年公開)は感動して泣けるらしいから覚悟しとかなくちゃだ。
抜群に面白い
近年の、邦画の風潮である、重大(人気)原作ありきの前・後編公開という形式には、本当に辟易としている。
これは、2010年公開『SP』『GANTZ』2011年『僕等がいた』などの成功に味を占めたメディアミックス戦略で、作品性という意味においてはこれっきりにしてほしかった。
過去に例がなかったわけではなく、例えば、『バックトゥザフューチャー』の続編においてパート2とパート3が同時に制作が進められたり、邦画でも、アニメだが『イデオン』『エヴァンゲリオン』など、既発の作品を編集して2本同時公開などの手法がとられたりしたことはあった。
後者は、興行的な成功が見込めないことからの苦肉の策で、興行的にはともかく、作品性は多くの場合、損なわれる印象が強い。
『ちはやふる』『64ロクヨン』『暗殺教室』『進撃の巨人』『るろうに剣心』思いつく限り前後編公開の映画はこれからも続くのだろう。重たすぎて、映画館に行く気になれないのだ。中には、素晴らしい作品もあるというのに。
さて、『寄生獣』だが、そんな前例たちの累々たる屍にひるまず、理想的な前編と言っていい出来だと思う。面白い。
これを見た以上は後編を見ずには居れず、内容に満足しなかった人以外は映画館に行かずに居れなかったろう。(当たり前か)
そんな私は前言の通り、公開形式に不信感が拭えずに観に行かなかったのだが、今になって劇場に運ばなかったことを後悔している。それほど良く出来ている。
深津絵里、染矢将太、阿部サダヲの演技が素晴らしい。
きっと演出が的確なのだろう
・感情のふり幅
・VFX上の見え方
さらに
・世代別の反応や社会的な反応
など、役者のキャパシティを超えてしまっているレベルだと思うのだが、「浮いている」演技がほとんど見られない。不必要に残虐な描写もない。
もうひとつ、付け加えるなら、原作リスペクトも十分に感じられ、コミックのファンでも無理なく受け入れられる出来栄えになっている。
これは本当にいい映画だった。
人間の立場が逆転する
ある日、人間の頭に侵入し、脳を含めた体全身を支配する「寄生生物」が空から降ってきて、人知れず人間社会に紛れ込んだ世界。寄生された人の頭部は自在に変形できるようになり、他に人に顔への擬態や、人間を切り裂けるような刃物にも形を変化させることができるようにもなり、それらを駆使し人間を捕食し事件になっていた。。。
そんな中、主人公の泉新一も同じように寄生されそうになるが、何とか頭への侵入は免れた。だが、新一の右腕に寄生され右手が寄生生物と置き換わってしまった。右手にちなんで「ミギー」と名乗るようになり、新一とミギーの共生生活が始まる。
冒頭のナレーションから考えさせられる話からスタートし、本作全体を通して哲学的に感じる場面が多かった。特に印象的だったのは、ミギーの意見が完全に論理的であること。感情や世間という考えは一切考慮せず、自己の保身のために時には非情とも思える行動をしていたが、「人間」だから感じていることであって、「自然」という視点で考えると、合理的な考えに従うことはありなのかなと感じました。
本作は前編なのでどうなっていくかが非常に気になったので、引き続き2作目も見てみようと思います。完結編のレビューにて全体の感想を述べようと思います。
ヒトを補食する新種の恐怖・・・
もう20年以上前なんですが、原作を読んだ時には、「デビルマン」に似てるなって印象を持ったのを覚えています。大好きな作品に似ていて非常に興味をもちました。「デビルマン」は少年漫画らしくストレートでガンガン押しまくるのですが、「寄生獣」は大人向けに政治なんかも絡めたりして・・・。
ぜひ、映画で見たいなって思ってた作品でしたが、当時の撮影技術じゃ、到底無理だろうと諦めてました。ヘタに作られて、あまりのチープさにがっかりなんてのもよくありましたから。
でも、映画公開時には、予想以上の素晴らしい映像に大感激したことを覚えてます。ミギーのしなやかな動き。日本の技術もここまで来たかって、妙に嬉しかった。そして、ストーリー展開も日本的で非常にわかりやすかったと思います。
今回、改めて見直しても、全然見劣りしませんね。当時の感激そのままって言うよりも、より一層、この作品が好きになった感じです。
勿論、ミギーを含む特撮シーンだけではなく、染谷さん、橋本さん、深津さん、東出さん等、役者陣の力により、寄生獣ワールドに見事に引き込んでくれます。
完結編がホンッと楽しみ!
原作未読。以前、この映画の映像をつくっている人が紹介されていた番組...
原作未読。以前、この映画の映像をつくっている人が紹介されていた番組を見て興味があったのだけどグロそうという理由で延ばし延ばしに(笑)
ただグロいというだけではなく、母親とのこととか、けっこうストーリーもしっかりしていてびっくり。
VFX、音と共にリアルですごかった。ハラハラ感が増す。
主人公とミギーとのやり取りもおもしろかったです。
CGがんばったで賞
原作ファンからすると、いろいろ文句はある。
が、一旦そこは置いといて。
寄生獣映画化で一番ソワソワした部分が、
寄生された人間気持ち悪いだけ、嘘っぽい、
戦闘がつまらない。といった点。
そこは見事クリアしていた。一安心。
だけど、それだけでした。
続き物の映画に対してモノ申したい。
最初から連作が決定している映画であっても、
映画である以上、ちゃんと1話で物語を完結すべきだ。
ラストの方で登場人物やエピソードいっぱい出して
続編を煽る作り方は映画失格。
じゃあ、まとめて3時間の映画にしろよ。
どうせ原作端折ってるんだから、
完璧な1話完結の脚本書いてみろよ。
だから本来一番味方につけなきゃいけない
原作信者を敵に回しちゃうんだよ。
映画化するなら原作に忠実につくる必要なし。
(そもそも、そんなの無理)
原作をリスペクトしつつ、
そのテーマを映画的に表現するとこうなります。
という作り方にしなきゃ見る価値無し。
CG製作者と染谷翔太に敬意を払い★2.5。
東出昌大。
セリフが棒読みなのは、「寄生された人間」を
完璧に演じきったから。
ですよね?
おもしろい!
ステイホームなので、子供とこの映画を観ました。
寄生獣が人間を食べるところは怖かった、気持ち悪かったけど、染谷将太さんのミギーとのやりとりや、深津絵里さん、東出さんの無表情演技もおもしろかったです。
というか、東出さんは普段から演技が棒読みと酷評される事が多いですが、この役はピッタリでした。
深津絵里さんは、こんな表情を見た事がないので、別人かと思いました。
染谷将太さん、表現力が素晴らしい!どうしても『聖⭐︎おにいさん』のブッダ役がチラつきますが、シリアスはカッコいい!
とにかくおもしろいので、そのまま完結編へ
國村隼余貴美子共演作にハズレなし!PG12!?
映画館鑑賞は2015年1月3日MOVIX仙台
DVDやテレビで数回鑑賞
原作既読
大好き
単行本全巻揃えた最後の漫画作品
山崎貴監督作品大好き
オタクは彼のことが嫌いらしい
俺は俺でオタクが大嫌いだ
キャスト陣も豪華
CGありがとう
特に不満なし
原作と違う部分も特に問題なし
車に轢かれて死んだ仔犬を拾うエピソードの改変も映画館で観た時は強い拒否反応があったが年月が経ってみるとこれもありかなと思えてくる
かなりグロいけどPG12
基準がよくわからない
原作が30年前とは思えないほど今見ても深いテーマ
原作ファンは二極化するが、私個人としてはテーマが今の時代でも考えさせられるもので良かった。差別や環境問題など様々な問題が入り交じっているので、生涯で一度は観てほしい。
最悪クッッッッソですわ
クソ映画。
原作見ました!?笑
監督マジでオリジナルすぎて草wwwww
なんで親父いないの??
意図はなんなん??笑
よく作者も引き受けましたね笑
寄生獣ファンからしたら完全なるオリジナルすぎてもうわけわからん。
カナは?ミツオは?
あそこ端折るとかわけわからん。
あの関係性よく端折れましたね!!笑
そして、マジでアベサダオ原作読んだ?
あんた酷すぎるわ笑
ミギーって知的生命体なのに、その感じ全く感じられないんですけど。
あなたのせいでミギーの認識が違ったものに感じる方々が増えないことを願っています。
本当にこの映画は寄生獣ではありません。
寄生獣を知ってるとして、興味本位で勇気のある方がみる映画です!!
ある意味R指定。
本当の寄生獣を見るとしたら、原作を見てからアニメを見るのをオススメします。
映画は寄生獣ではありません。
寄生獣(仮)として見るならいいかも笑
とりあえず言えるのは、キャストは良いけど、内容がクソ映画。
ひっそり隠れ住む寄生生物☆ミギーとの共生を描くマンガ原作映画
~ポケモントレーナーみゆきは、90点の経験値をもらった!~
2014年に公開されたマンガ原作の映画。
面白いという噂を以前から聞いていたので観てみました。
パラサイトという人間に寄生する新種の寄生生物が現れるところから始まります。
寄生された人間は支配され、見た目はそのままに人間を捕食する生物に変わります。
主人公も寄生されるのですが、ドタバタの中で右腕のみに寄生され、中間的な存在になります。
完全に寄生された人と人間、その狭間で過酷な境遇にどう立ち向かっていくのかが見ものです。
科学に詳しい友達に、現代科学をもってしても人間と地球にはまだまだ解明されていないところが沢山あると聞いたことがあります。
未確認生物というと宇宙からのように思っていましたが、地球上にもまだまだいるのではないでしょうか。
いつ起きても不思議ではないリアル感が第三者視点では興味深いです。
ただ、個人的には怖すぎて外出しなくなりそうです。
考えさせられる作品なので、ぜひ観てみてください。
★大好きなポケモンに例えると★
パラセクト
大切な人を守るために寄生と共生の境界をどう生き抜いていくのか。
ミギー可愛すぎる~!
ドキドキハラハラ!
お母さんのシーンは悲しすぎて泣けるけどアクションも含め映像がすごい!
本当にミギーが存在していてそれによって少しずつ変わっていく染谷くんもゾワゾワ、ドキドキさせられる。
愛しのミギー
人間を捕食する謎の寄生生物“パラサイト”。宿主が死んでしまうと生きていけない生物でもある。新一(染谷)に寄生したパラサイトは日に日に学習し、議論し合うこともあった。そんなとき、学校の新任教師田宮(深津)がパラサイトの宿主となっていることに気付いたミギー。仲間を紹介されるも、警官を乗っ取ったAがミギーに対して殺意を持っていた。警官のAを見事に殺すものの、運悪く新一の母親(余貴美子)に乗り移ったA。そのAによって心臓を一突きされた新一だったが・・・ミギーが体にもぐり込み心臓を修復するという離れ業。
A探しに奔放する新一。政治家に進出しようとしている広川(北村一輝)とか、転校してきた島田(東出昌大)とか、さらにミギーの眠る時間が多くなってきたという困難。島田の美術部員大量殺りく現場から里美(橋本愛)を救出した新一。とにかくAを探し出して決着をつけるべく母親の姿をした寄生生物と対峙する。
そして、一匹一匹寄生生物を見つけて殺していくことが自分の使命であると心に刻んだ新一だった・・・続く。
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