「キャスティングが良い」寄生獣 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
キャスティングが良い
原作漫画は古い(スケ番とかリーゼントの不良が当たり前だった時代)が、アニメ版は現代風(と言っても今となっては古いが)。今作の時代設定も公開当時をそのまま反映させているようだ。
山崎貴監督作品は(トイレ描写が無いのに)、なぜか生活感がある。映像が凄い。TVドラマとは違う。ちゃんと大画面のスクリーン用につくっている。山崎貴監督は違和感をつくるのも上手い。
個人的にミギーの声が阿部サダヲさんで良かった。性格のイメージが合っている。ちなみにアニメ版のミギーの声は平野綾さん(京都アニメーションの代表作『涼宮ハルヒの憂鬱』が大好きだから、あんなことやこんなこと、何があってもいまだに大ファン。ディズニーの『ミラベルと魔法だらけの家』もアニメ版の『寄生獣』も平野綾さんが声優としてキャスティングされているから観たんだもん)。
泉新一も染谷将太さんで良い。視聴中、なんとなくだけど菅田将暉さんでも良いかもねと思った。
その他、橋本愛さん、深津絵里さん等のキャスティングも良い。東出昌大さんのスタイルの良さが目立っていて、ホントにあのひと人間じゃない、と言いたくなる。
『踊る大捜査線』の青島くんと和久さんを彷彿とさせるような平間警部補(國村隼)たちを観ていてワクワクした。
続編の『寄生獣 完結編』(2015年公開)は感動して泣けるらしいから覚悟しとかなくちゃだ。
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