「【”この種を食い殺せ!”突如現れた寄生生物が人間を殺戮し擬態する姿。VFX使い放題映画である。このシリーズが面白いのは、泉新一の右腕に寄生したミギーの姿と、声を阿部サダヲが担当した事である。】」寄生獣 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”この種を食い殺せ!”突如現れた寄生生物が人間を殺戮し擬態する姿。VFX使い放題映画である。このシリーズが面白いのは、泉新一の右腕に寄生したミギーの姿と、声を阿部サダヲが担当した事である。】
ー 今作は、公開時オッカナそうだったので、観賞を見送った作品である。だが、その後ホラー映画にも慣れたので、観賞。-
■人間を捕食する謎の寄生生物が出現。
高校生の泉新一(染谷将太)にも寄生生物が近づくが寄生に失敗し、やむなく新一の右腕に寄生する。
それに“ミギー”と名づけ、奇妙な共生生活を送り始めた新一は、人対寄生生物の戦いに身を投じていく。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・食事の前には出来れば見たくない作品である。
・予告編で、寄生生物に憑りつかれた夫の頭がパカっと食中植物の様に割れて、奥さんの頭をもぎ取るシーンは良く覚えている。
ー で、チキンな私は、即鑑賞見送りを決定。-
・印象的なキャラは多いが矢張り筆頭はミギー(阿部サダヲ)であろう。新一とのコミカルな遣り取りや、ミギーの機転の良さには驚かされる。
ー 新一が心臓をヤラレタ際に、ミギーが新一の血管内に入って修復するなど。-
・次いでは、第一作では殆ど笑顔無き、聡明な寄生生物である、田宮良子を演じた深津絵里である。
ー 彼女は、冷静ながら人間と寄生生物の共存する道を模索するため、敢えて妊娠するのである。そこから先は第二作で深く描かれている。-
・新一の事が好きな”人間の情が豊かな”村野里美を演じる橋本愛も良い。
ー 羨ましいぞ!染谷将太!-
・作り笑いが不気味な寄生生物、島田秀雄を演じた東出昌大も印象的である。
■そして、新一は母子家庭で生きているのであるが、自分を大切にしてくれていた母(余貴美子)を寄生獣に殺され、復讐を誓うのである。
<原作漫画の奇想天外な物語を”白組”が見事にVVXを多用して、実写化した第一弾。
何だかんだ言って、皆、若いなあ・・。けれども怖いなあ。>