劇場公開日 2014年11月29日

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「CGがんばったで賞」寄生獣 にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5CGがんばったで賞

2021年12月16日
PCから投稿

原作ファンからすると、いろいろ文句はある。
が、一旦そこは置いといて。

寄生獣映画化で一番ソワソワした部分が、
寄生された人間気持ち悪いだけ、嘘っぽい、
戦闘がつまらない。といった点。
そこは見事クリアしていた。一安心。
だけど、それだけでした。

続き物の映画に対してモノ申したい。
最初から連作が決定している映画であっても、
映画である以上、ちゃんと1話で物語を完結すべきだ。

ラストの方で登場人物やエピソードいっぱい出して
続編を煽る作り方は映画失格。
じゃあ、まとめて3時間の映画にしろよ。
どうせ原作端折ってるんだから、
完璧な1話完結の脚本書いてみろよ。
だから本来一番味方につけなきゃいけない
原作信者を敵に回しちゃうんだよ。

映画化するなら原作に忠実につくる必要なし。
(そもそも、そんなの無理)
原作をリスペクトしつつ、
そのテーマを映画的に表現するとこうなります。
という作り方にしなきゃ見る価値無し。

CG製作者と染谷翔太に敬意を払い★2.5。

東出昌大。
セリフが棒読みなのは、「寄生された人間」を
完璧に演じきったから。
ですよね?

にゃろめ