「さっさと恐竜達を暴れさせてやってくれ」ジュラシック・ワールド Ezy Ryderさんの映画レビュー(感想・評価)
さっさと恐竜達を暴れさせてやってくれ
その昔、子供時代に『ジュラシック・パーク』を観たときは、恐竜に襲われる子供たちに、自分を重ねて、ハラハラしながら見たが、年月を経て新作を観ると真逆の感想に。
前半の、そこそこの尺を使ってダラダラと描かれる、「兄弟の不仲」とか「元カップルの痴話喧嘩」とか(どうせ最後修復されるのミエミエやし)、そんなんええから、「さっさと恐竜達を暴れさせてやってくれ」と。
ラストの「ハッピー・エンド」も、「最後まで観な」的な義務感を感じて鑑賞したが、正直「邪魔くさいわ~、早よ終われ」な感想。まあ、軸となるビジネスは無論、諸々のこの映画の成り立ちを見ても、ストーリーに意外性を求める方が無理があるけど。映像美と予定調和を楽しむ、典型的なハリウッド映画。
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