「怪獣映画」ジュラシック・ワールド Ryojiさんの映画レビュー(感想・評価)
怪獣映画
過去3作を復習して鑑賞しました。
結論として星1.5。
ストーリーの持っていき方が強引だと感じました。
"この先立ち入り禁止"の看板を子供二人が無視していく場面なんかは、ここから盛り上げるから気持ちの準備よろしく、と言われているようで興ざめ。
シリアスな場面でちょこちょこ入るジョークや脈絡のないキスシーンなど没入しかけたところで"(゚Д゚)ハァ?"と思わせられるところが多かったです。
極め付けは恐竜がもはや怪獣。
遺伝子操作により生まれた"新種"の恐竜が最大の敵という設定ですが、作中のセリフでも言われているとおり、もはや怪獣です。
ご丁寧に知能向上といろんな恐竜のいいとこ取りをすることもぬかりはありません。
ラストバウトのvsティラノサウルスがなんだかヒーロー(?)みたいに描かれている点、新種の恐竜(名前は印象に残らなかったので忘れました)は海竜に咥えられて水中に消えて逝く点など全てがご都合主義で、ラスト30分近くは観ていて辟易しました。
エンターテインメントとしてこのくらいは許容範囲とい向きも多いと思いますが、少なくともレンタルやBlu-rayを購入して繰り返し観たいと思うほどの作品ではありませんでした。
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