「シリーズ迷走の序章?」ジュラシック・ワールド moviemanさんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ迷走の序章?
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遺伝子組み換えによる新種の恐竜の登場。
そんな公開前情報の不安は見事的中。
擬態あり、温度センサーあり、会話まで始める新種。始終B級モンスター映画を観ている感覚でした。
そしてシリーズの見所の一つでもある人が補食されるシーンの魅力のなさ。恐竜が人をあんなに執拗に追いかけ回すのかなとは思いながらも毎回ゾクゾクさせてもらったけど、今回は全く印象に残らず...演出が過剰すぎて逆にチープに映ったのかも。
チープといえば恐竜自体もCG色が強く、実際にそこにいるように感じられなかったのも残念でした。
終盤はここにきて悪の側面見せはじめたインジェン社が胚を持ち去る場面があることから続編があるものと思われますが、相当脚本を煮詰めない限り結局同じ繰り返しになるのではと今から心配です。
子供の頃一作目のVHSを擦りきれる程観ました。
ハリケーン迫る大雨の中のT-LEXの咆哮。
絶対の安全が呆気なく崩壊し、泥にまみれ食物連鎖の輪の中へ放り出される人間の無力さ。
私のジュラシックパークはあのシーンに集約されています。
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Mankofskyさんのコメント
2015年8月10日
私も雨の中Tレックスのなき声が一番の印象でした。
本当に今作がなぜこんなに評価しされているのかがわかりません。リアルなCGがなかったらB級映画以下ですね....