「怪獣映画ファンとして。」ジュラシック・ワールド スペースカルシウムさんの映画レビュー(感想・評価)
怪獣映画ファンとして。
来年公開予定の日本版ゴジラを展望して、樋口監督の進撃の巨人の次に観てきました。
まず、CGによる恐竜の表現は緻密で息づかいや重さまで感じさせる素晴らしいものでしたが、記念碑的な1作目以来観る側がもう慣れすぎてしまって、大抵のことではもう驚かなくなっています。
お話自体は欲しい見せ場から逆算して作られているので、例えばインドミタスがラプトルの生体情報さえ組み込んで、会話さえできるレベルなら、クライマックスのアイツは真っ先に…とか思ってしまうのですが、そこはやっぱりアレが観たいでしょう?と言ってど迫力の見せ場が来れば、それはツッコミを楽しむレベルにしておいても全然いいと思います。
レジェンダリー製作だけあって、ゴジラの影もちらほら見えたりします。
普通にそこに恐竜が居るような、高いレベルのCGに慣れきってしまった今の観客が、色々な面でしんどい実写「進撃」のレベルで来年果たして太刀打ちできる内容になるのか、かなり不安になってきました。
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