「とことん戦場を描き切った作品」ローン・サバイバー たかあきさんの映画レビュー(感想・評価)
とことん戦場を描き切った作品
映画の序盤から最後まで緊迫した戦いが続き、画面に釘づけになった。
とことん戦場を描き切った作品である。
200人のタリバンに対して4人のアメリカ兵、
ほとんど死の淵に立たされたような極限状態から、どうして一人だけ生還することができたのか?
そんな問いを抱き続けると、面白く映画が観れる。
ただ残念であったのは、兵士たちが兵士でしかない描かれ方だったことだ。
それぞれの兵士が人間であり、愛する者や家族がいる。だからこそ、戦いもドラマ的であるのだ。
もちろん、家族を語るシーンも少しはあったのだが、戦場のシーンに重点が置かれ過ぎて、映画の深みが足りない様に感じた。
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