「シューティング。」ローン・サバイバー mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
シューティング。
タリバンと米軍の戦いは、ある意味果てしのないものになっている。
ピーター・バーグはこの物語のどこに何に感銘を受けたのか。
レッド・ウイング作戦。
思えば無謀な作戦だったのだ。
窮地に陥ったとき、無線も衛星電話も通じない。孤立無縁のなかで撤退を余儀なくされる。
マーカス(マーク・ウォルバーグ)ひとり、村の人たちに救われる。
この村の人たちをこそ、ピーター・バーグは描きたかったのかもしれない。
ただ、主人公たちをヒロイックに描きすぎではないか。そこが少し気になる点だ。
戦闘シーンは映画的によくできたシーンになっている。
戦闘による銃撃戦は、接写が多い演出とあいまって迫力あるものになっている。
ピーター・バーグはうまい監督なので、いい脚本と出会えばいい映画を撮ることができるはず。
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