「あの津波さえ無かったら」救いたい 重さんの映画レビュー(感想・評価)
あの津波さえ無かったら
鈴木京香扮する麻酔科医川島隆子は、子供を持てないまま被災地で病院を開業した三浦友和扮する川島貞一と暮らしていた。
東北を襲った大震災の3年後あたりの麻酔科医に焦点を当てた物語。あの津波さえ無かったら幸せな新婚生活を送っていただろうに、あの津波さえ無かったら父親を亡くす事はなかったろうにと心の傷が癒えないまま暮らす人々。地震によるショックから 何とか立ち上がろうとする宮城県の人々の姿が痛いね。
それにしても鈴木京香主演作だからか、藤村志保や津川雅彦、宅麻伸など脇が重厚だったな。
主題歌の小田和正「その日が来るまで」は初めて聴いたけど、染みるいい歌だったよ。
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