「守護天使のパパとママ」ザ・ドア 交差する世界 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
守護天使のパパとママ
オープニング・クレジットが良かった。この映画、スタイリッシュな感じがするからかドイツ映画ぽくなかった。ダビッドの浮気相手の化粧や服や振る舞いはとてもドイツだった。
蝶に誘われるパラレルワールドは胡蝶の夢のようなのかなと思ったら違う方向に行ったのが意外で面白かった。隣人の「うるさい、静かにしろ!」(Mittagsruhe!)は昼寝邪魔されたドイツ人のおじさんやおばさんが言いそうな文句で笑えた。が、このおじさんこそが…!
ミケルセンはいくつもの言語ができると言われてるので楽しみにしてた。が、声が本人と違うなあ、こんな話し方かなあとずっと気になって仕方なかった。エンディングクレジットでミケルセンのセリフは吹き替えだとわかった。それですっきりしたけど、他の俳優は皆自分の声でドイツ語を話してたのでちょっと残念だった。
戻ってきたダビッドが妻と娘を守り一人残る決心をしての作戦、来てしまった妻が娘のために夫と二人で残る決断をした箇所に心打たれた。二人ともがレオニーの守護天使。
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