「戦車かっこいい」ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
戦車かっこいい
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ナチスの謎の戦車ホワイトタイガーと、全身90%の火傷から生還したらシックスセンスを持って戦車の神と交信できるようになった、戦車兵の対決を軸に、ロシア軍とドイツの敗戦を描く。
ホワイトタイガーが音もなく近づき、とんでもない精度の砲撃と連射でロシアの戦車隊を撃破しまくるところがすごかった。シャアのザクみたいで恐ろしかった。
戦車にはそれほど関心がなかったのだが、重量感と装甲に当たっても角度がよくなければ砲弾を跳ね返す頑丈さはすごくかっこよかった。もっさりした戦いもそれはそれで見ごたえがあった。
戦車好きにおすすめしたい一本だった。戦車の中だけで戦争を描いた意欲作『レバノン』があったけど、それはそれほど面白くなかった。またロシアの戦争映画では『オーガスト・ウォーズ』がとても面白かった。ロシアの戦争映画は面白いという思いが確信に変わる一本だった。
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