「「インターステラー」の大人向けディズニーver.」トゥモローランド あにーさんの映画レビュー(感想・評価)
「インターステラー」の大人向けディズニーver.
予告みて、TDL関連の話かと思っていたけど関係なかった、、、でも序盤、ドラえもんやアトムのような世界がCGで綺麗に見れたことにはワクワクした(((o(*゚▽゚*)o)))
その分、後半の失速感が半端なかったように思う。
ストーリーは、「インターステラー」に近い。悪い未来を思い描くと悪い未来になる予言の自己成就的な展開を回避するために、夢を諦めず、信じ続けよう、そしたら未来は変えられるというお話。そしてそれは新しい指導者が必要なわけでも、子供たちに託すだけでもなく、夢もつ大人たちや仲間、それを助けるテクノロジーも大切だといいたかったのだろう。
昔ならうけたのかもな、と思う。
20世紀前半は科学によるバラ色の未来が言われていて、20世紀後半科学の負の側面(環境問題や戦争)が浮上し、今は科学と持続可能な未来を築いていこうって時だと思う。
この流れを詳細に悪役に語らせた割に、その負の部分との折り合いをつけずに、とりあえず夢見てイケイケ!という締めには雑だなあと思った。環境問題など表現が直接的すぎたのかもしれない。「レゴムービー」の方が夢があって子供にはわかりやすく、大人も納得しやすいオチだった気がする。
確かに『インターステラー』に似たタイムトラベルをしていましたね。
しかし、ラストには全く感動しなかった。
逆に『インターステラー』はラストでアメリアが酸素のあるハビタブルゾーンの美しい惑星に降り立ち、夕景が描かれるシーンと語り草は感動ものでした。
でも、クリストファー・ノーラン監督は『2001年宇宙の旅』に強く影響されたんですけどねぇ。
今後は、ディズニー配給としてはSW EP7に期待です。
スペースオペラのSFファンタージーとしてはディズニーに似合っているようですし。