「明るい日」トゥモローランド U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
明るい日
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なかなかどおして、深い話し…にも思える内容だった。
トゥモローランドが実在する場所ではなく、誰にでも訪れる明日なのだと思って観たら、中々にハードな話しだった。
明日=未来
そして、連続した今日が未来となる。
諦めないと言うキーワードが劇中で使われる。
諦めず、その道をひたすら探究すれば未来に繋がると。
暴力的な言い方だと感じる人もいるだろうけど、世の中の大多数の人には当てはまるだろう。
そして、夢を抱いてる人とも。
それは何も、自分の未来ではなく、諦めない為の原動力とも思える。
現状を打破し、前進する力。
成りたい者、見たい世界、居たい場所、人の数だけあるであろう夢や目標を実現する為に、大切なのが諦めないという事。
とてもシンプルだが、案外、やり遂げるのは難しい…。
諸悪の根源がモニターと呼ばれる機械だった。
言いえて妙だ。
この高度情報化社会、僕らはあらゆるところから情報を得るんだけど、その情報は発信者の価値観や都合というフィルターを通して語れる。
それを、僕らは真実や事実として受け止めてしまう。
それをモニター越しに見てしまうのだ。
事実、この映画の内容でさえ、英語を理解できない俺は、翻訳者のセンスを鵜呑みにするしかない。
誰かの価値観を、知らずに擦れ込まれてしまう…。
それが負の連鎖の始まりだと、主人公たちは抗う。
個人の未来を豊かにする事が、世界の明日をより良き世界へと導くというメッセージに思えた。
さすがディズニー…ご立派です。
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