「強烈な現代の風刺と希望」トゥモローランド あきーらさんの映画レビュー(感想・評価)
強烈な現代の風刺と希望
ディズニー作品の良さですね。
シンプルな言葉のメッセージと物語のシークエンスの心地よさ!変わらずといったところでしょうか。
子供も見やすいということで、音楽、俳優のリアクションと演技。感情描写や逐一説明が詳しく要らないところなどはややマンネリといったところで、大人な映画しかみないかた、あれこれ想像するのが苦手な批判家の方はみずらいかと。
今回の映画はまさに現代の風刺。不幸で終末論が蔓延してる人類たちは、自らその手で選んでるのではというテーマでした。わたしたちを救うのは、新しい主導者ではなく、希望を持った子供たちでもなく、現状に向き合いながらも夢を描ける『ドリーマーズ』であり、彼らを助けるのはテクノロジーと同志たち。
フラットになりつつある世の中でこれから僕たちはどのようにあの頃の人たちのように希望を描くのか。そんな作品でした。
コメントする