劇場公開日 2014年7月12日

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「不覚にも大泣き」太秦ライムライト chocolateさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0不覚にも大泣き

2014年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ほとんどの人が何らかの仕事をして、そして年齢とともに疎まれ
やがて居場所がなくなり、退場を迫られる。
そうなったときに、自分の成したことを自己評価するのは難しい。
だから多くの人は周りからの評価を求める。それが得られないとまるで、ティンエンジャーのごとくに不平不満を口にする。

この映画では、主人公がそれを一切求めない。
その潔さに涙がこぼれた。

自分の人生もきっと同じように退場を迫られるときがくるだろう。
そのときに主役の福本さんのように有りたい。周囲の評価ではなく、自分で自分が納得のいくように逃げずに、
自分の才能の中で最善をつくそうと映画館で心した。

chocolate