「不覚にも大泣き」太秦ライムライト chocolateさんの映画レビュー(感想・評価)
不覚にも大泣き
ほとんどの人が何らかの仕事をして、そして年齢とともに疎まれ
やがて居場所がなくなり、退場を迫られる。
そうなったときに、自分の成したことを自己評価するのは難しい。
だから多くの人は周りからの評価を求める。それが得られないとまるで、ティンエンジャーのごとくに不平不満を口にする。
この映画では、主人公がそれを一切求めない。
その潔さに涙がこぼれた。
自分の人生もきっと同じように退場を迫られるときがくるだろう。
そのときに主役の福本さんのように有りたい。周囲の評価ではなく、自分で自分が納得のいくように逃げずに、
自分の才能の中で最善をつくそうと映画館で心した。
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