馬々と人間たちのレビュー・感想・評価
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人々と神馬たち。
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初めて観る語り口に度肝を抜かれて開いた口が塞がらない。
あぁもう、アイスランドに行くならこの映画を観とけ!と
お薦めしたいようなしたくないような複雑な胸中になった。
タイトル通り馬映画には違いないのだが、颯爽と走る馬が
メインの作品ではない。馬の瞳に映る人間の悲喜こもごも、
馬と人間の密接な結び付きをこれでもかと観せつける作品。
うわ~。うへ~。マジ~。ホントかよ。バッカじゃないの。
なんていう言葉が心でうずくこと請け合い。そんな意味で
非常に観る価値のある作品だしこれで文化の違いも学べる。
やってることは馬鹿げているようで人間の欲望を赤裸々に
そして訥々と描いている。豊かで厳しい大自然の中で馬が
人間の生活をどれほど助けているんだろうかと、涙涙で〆
括りたい心情をおバカな描写が劈いていくこの語り口とは、
東京国際映画祭で最優秀監督賞を受賞してしまった珍作に
相応しかったのではないだろうか。いや本当に、四の五の
いう前にまずは観てみて^^;もう馬に尻向けて寝られない~。
(巧く説明できない作品。馬々の美しさと熱演に感謝します)
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