「サイコスリラー&スプラッタホラー。」馬々と人間たち zoumyaoさんの映画レビュー(感想・評価)
サイコスリラー&スプラッタホラー。
もう絶句。アイスランドをほとんど知らないからどう捉えていいかわからない。混乱。
ありえないけど、そうとも言い切れないエピソードの連続。
すべてのエピソードが極端なのに、日常ですと言わんばかりに平然とすすんでいくのが恐い。
日常なのか。そうとも思える。恐い。ウソだと言って。
相当グロいところもあり、並のグロ映画よりグロい。
勘弁してよ、こんなんだと思わなかった。知ってたら観なかった。私はグロに弱い。
言葉が最小限だから、恐さ倍増なんだよね。
パンフレットで色々知りたかったけど、安心できなさそうで、恐怖が確信になりそうで買わなかった。
二度と観ない。はやく忘れたい。(笑
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──各エピソードはどのようにして作られたものなのでしょうか。実際の出来事をもとにしているのでしょうか?
監督:そうですね、私の頭の中にあるファンタジーもありますし、私が小さい頃に働いていた田舎で見聞きしたエピソードもあります。この映画は私にとってセラピーみたいなものでした。私はレイキャビック(アイスランドの首都)出身の都会っ子なんですが、幼い頃4年くらいに亘って夏に田舎で、この映画で描かれているような馬がいるコミュニティで働いたことがあり、その際すごくカルチャーショックを感じました。この映画を作ることによって、そのカルチャーショックを癒すことができました。
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要するに、世界にぶちまけることで、監督は癒やしを得たと。
ありがとう。私は何かを背負わされた気分でいっぱいです。いいけど。
馬の美しさとか、大地の荒涼さとか、馬の目に映し出される景色とか、まぁグロも、画的にはすばらしかった。