「本当の“家族”とは・・・?心を揺さぶる衝撃のラスト。」レッド・ファミリー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
本当の“家族”とは・・・?心を揺さぶる衝撃のラスト。
【賛否両論チェック】
賛:見せかけだけだった偽物の家族が、次第に本物の“家族”になっていく様が見事。予想を裏切る衝撃のラストも、感動をより際立たせる。
否:予告編とは異なり、思いのほかシリアス。グロシーンも結構あり。
もっとコメディータッチかなと思っていましたが、実際はシリアスかつ重厚なテイストの感動作でした。家族を守るために、ただひたすら偽りの家族を演じるだけだった工作員達が、伸び伸びと生きる隣家の人々と出逢い、少しずつ本物の“家族”になっていく姿に、心揺さぶられます。そして、そんな一瞬の幸せを残酷に引き裂いていく、運命の無情さもまた胸が締めつけられるようです。
手に針金を通したりなど、結構グロいシーンもありますが、忘れがちな家族のありがたさを痛感出来る感動作といえそうです。
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