「とても美しいがあまくない」アデル、ブルーは熱い色 るりさんの映画レビュー(感想・評価)
とても美しいがあまくない
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きらきらしたガールミーツガールものかと思いきや、さにあらず。
とても美しいがあまくない、厳しい物語。
主演のアデル・エグザルコプロスとレア・セドゥはもう恐ろしいほど素晴らしい。
それにしても、2度のパーティの場面。
生きている人々の中で自分だけが空洞を抱えたブリキ缶のような、
どれだけ動こうと繋がりも機能もしない感覚。
いつもすぐに記憶に蓋をしてきたあの光景をスクリーンで観るとは思わなかった。
劇場を出てからも否応なくフラッシュバックする。
参った……。
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