「芸術の国ならではの色彩美が思春期を彩ります。」アデル、ブルーは熱い色 4匹のミーアキャットさんの映画レビュー(感想・評価)
芸術の国ならではの色彩美が思春期を彩ります。
あっという間の3時間でした。
映像がとても美しく、街並みやただの公園にすら色彩美がありました。カラフルな美しさではなく、アンティーク調な色味です。馴染み深いアメリカ映画やイギリス映画とはまた違い、フランス芸術の美的センス光る作品だと思いました。
ですが演者さん達はとびきり美人だったりおしゃれだったりでもなく、キャラクター達が華麗な生活を送っているわけでもないので、フランスの日常生活を色彩豊かな景色が彩るという感じです。
ストーリーは大人とも子供とも言えない絶妙な時期を生きるアデルの甘酸っぱい恋のお話ですが、ラブシーンが過激すぎて驚きました。ぼかし無しでとんでもないところまで写っています。演者さんたちのまさに渾身の演技に脱帽…。やたらにリアルでしかも長いので小恥ずかしい気持ちになりましたが。
一つ欠点があるとすれば主人公アデルの食べ方が汚い笑
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