「とても切ない…」アデル、ブルーは熱い色 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
とても切ない…
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不安で寂しさを埋めるため、一度の過ちを犯したてしまったがために、エマと別れてしまったアデル、懸命に取り戻そうとする姿が何とも。ラストは再びあの頃の二人に戻ってほしかった。アデルにとっては初めて自分を正直に、解放させてくれた相手。そこには同性、異性は関係ない。エマにとっては、アデルに両親や職場にも自分とのことをきちんと伝えてほしかったかもしれない。アデルはまだ少女のあどけない表情を見せたかと思えば、時折見せる女の表情、この両面がとても魅力的だった。レア・セドゥもアデルを愛おしく思う表情、苦しいながらも別れなければならない表情が印象的だった。実際の過激なシーンよりも、ダンスシーン、ワインやパスタを飲食するシーンの方が官能的だった。
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