人狼ゲームのレビュー・感想・評価
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2作目に比べると面白い
最初にこの映画を見たとき人狼にはまっていたので
非常におもしろかったのです
最初に人狼のボードゲームプロが吊るされてしまうのですが
その人を投票した人が最初の時点であやしい3名の内1人が人狼とよそくできてしまったのがちょっと残念だったルール知らないで投票してるのかとおもうくらい
この映画人狼側がネタばらしで妹を助けたいがために人狼
だとカミングアウトしてしまうのです
そこで急激に映画として冷めるのです
主人公の女の子が偽善者にしか見えませんでしたが
映画の最中で目覚めて成長していくのがよかった
生き延びた主人公は後半戦出場して人狼側になる終わり方でした
これでいいのか
序盤、俳優さんたちの棒読み演技に不安になりつつも、中盤以降は魂の入った演技をしてくれていたので、そこはよかった。
問題は内容。
結局この映画は何を伝えたかったのか、本当に理解に苦しむ。結局人は報われませんよーという話なのか。
一縷の望みでもあればまだ良かったが、それさえない。最後に主人公と妹に待っているのは「死」だよね。あんなに絶望と喪失感を痛感させられた挙句に、今度は自分が殺す側にまわるとか、どんな畜生展開なんだろう。。
ミステリーとしてもイマイチ。それくらい誰にでも推理できるし、肝心なところは「パニックになってた」ってそりゃいかんだろう。ミステリーで売ってないだけかもしれないが、ぶっちゃけ感動する話でも、もちろんアクションがすごい映画でもない。
映画を見た客に絶望感を味わわせるために作ったのなら良作だが(笑)、2時間も見たんだから、すこーし希望をのぞかせてくれても良かったのでは。テンポは悪くなかったので、ラストをもう少し変えてくれたならなぁ…。
100%の絶望で彩られたモノクロの会話劇
生か死か。善か悪か。直接的か間接的か。
そんなモノクロの問いに、観るものは度肝を抜かれることだろう。
前提のシステムとしてある「人狼ゲーム」というゲームがそもそも面白いということもあるが、この映画はその点を最大限に活かし、そのために徹底的に無駄を排除している。例えば、名前やバックグラウンド、一人一人の設定など、を特筆せず、あくまでゲームの残酷さや人間の生々しさを描こうとしていた。
無論それはモノクロの疑問を登場人物の心に痛ましいほどにねじ込み、観客をも巻き込むためだ。
それについていく俳優の演技力には脱帽。
特に終盤、血を流しながら走る太賀の演技はこの映画の筆致の極まれるところだろう。
さらにカメラワークやカット割りも効果的だった。
唯一もったいなかったのは、最後のエンディングテーマ。これさえ無ければ全編音楽無しの一貫性のある無機質な映画が出来上がっていただろう。
内容が全く入ってこない
私は基本的にどんな映画でも面白いと思えるし、映画の批判はほとんどしたことがなかったのですが、そんな私が今世紀最大の駄作だと思ったくらい酷かったです。わざわざサイトに口コミを書きたくなるくらい。
内容を知るのに人名が必要不可欠なのに登場人物の紹介などが一切無いから序盤は誰が誰だか全くわからなかったです。名前一度も呼ばれなかった人もいるし、、
あと、迫真の演技なのは分かるけど叫び過ぎてて何を言ってるか全く聞き取れないです。途中からはうんざりでした。殺されてしまう人も全員同じリアクションで、つまらなかったです。
もっと一人ひとりの個性がみれると面白くなったと思うのですが、あまり会話がないし、心理戦になるような発言が原作よりも明らかに少ないので推理する楽しみがありません。どんでん返し的なものもなくまだ続くのも途中でネタバレしちゃうし。
唯一良かったと思うのは、登場人物全員根は悪い人ではなくいい人だったという所です。
とりあえず、見るのをお勧めは出来ません。
40点
映画評価:40点
まず観覧者の私自身は「人狼ゲーム」の大ファンで、よく対面でプレイをしたりしています。
見た方に伝わる言い方をすると、作中の文隆(ゲーマー)役みたいなものです。
この作品の良い所は、2日目からの推理に参加出来て、更に一番難しい展開を軸として構成されていた点でしょうか。
逆に推理させる部分の重要なヒントや要約の時間が一瞬で過ぎ去るので映画館やテレビ放送では把握しきれないのではないだろうか。
オススメはDVD等で観るのがベストでしょう。
さて、この作品は「本来」のゲームとしてやる人狼とは別物です。
なぜなら本当に死ぬからです
本来のゲームの人狼なら預言者(占い師)は、自身が死ぬ可能性を高める代わりに、仲間である他の参加者(村人側)に重要なヒントを作る事が出来るのです。
ただ、この殺し合いの世界ではチームが勝とうが負けようが自身が死ぬわけにはいかないので、預言者として名乗りでる訳がないのだ
同じチームに自分の命より大切な人がいなければ…。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄【ここからネタバレ】 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
実際に姉妹でゲームに参加していて、姉が妹を守るために、この預言者を名乗り暴露を始める。
ここの展開が作中で一番のクライマックスだったんじゃないだろうか。
正直、震えた。
楽しくなりました。
最後の矛盾がなければ。
まず矛盾点としては、姉と妹は別のチームに所属している。であれば姉が預言者を宣言して黒出ししなくてはならないのは同じ人狼チームの相方の方が良いに決まっている。
姉が妹を守ると嘘をつき、逆に勝とうとしているのであれば、死ぬ可能性を高める預言者騙りをする必要はないはず。
この疑問が解決できない。
本当にご都合主義の展開として説明するなら、預言者騙りをした時は妹の生存率を上げつつ、この場を混乱させてから死のうみたいに思っていたのか。
だとしたら、この姉は相当頭が弱い。
そして、最大のクライマックスになるであろう最終日3人での疑い合い。
これが、茶番でなくなる。
みんな、他の視聴者も吹き出して笑ってしまったんじゃないだろうか。私は草が生えました。
なんで、あんな顔をしているんだか…
ただ、まだ前半戦という件は良かったと思う。
村人として生き残る前半戦、生存した村人が人狼チームとして参加する後半戦。
まだ、後半戦を見ていないが人狼側として観るのは楽しみです。
【2015.3.26 YouTubeにて鑑賞】
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