ラブクラフト・ガールのレビュー・感想・評価
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仕事を好きになるという事
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アダルトグッズの会社を扱った映画ということで、一種イロモノ的な印象を受けやすいが、その実結構マトモな作品です。
現代社会への問題提起もなされています。
セックスレスとそれに伴う少子化問題や、性に関する悩みの受け皿の少なさ、そして仕事の理想と現実、仕事を好きになるという事の意味など、考えさせる問題を扱いながらも決して重くならず、楽しめる作品へとなっています。
デザイナー志望の主人公が勘違いで入社したのは女性用アダルトグッズを扱うラブクラフト社。
最初はアダルトグッズに対する無知と偏見と戸惑いで、仕事に対して肯定的になれず失敗の連続だった主人公ですが、性に関する悩みを誰にも相談できずに苦しんでいた女性たちがアダルトグッズに救われたという話を知ることで、仕事に対して積極的になり成長する姿を描いています。
追記
今年の4月に公開された『ヒステリア』を観ておくとより楽しめると思います。
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