「トワイライトでハリポタな妖魔狩り」シャドウハンター 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
トワイライトでハリポタな妖魔狩り
「ハリー・ポッター」や「トワイライト」の後釜を狙ったようなYAファンタジー小説の映画化の中では、なかなかまともに見れた。
B級感は否めないが。
母親と平和に暮らす少女クラリー。
ある日突然、母親が何者かに連れ去られる。
実は母親はかつて妖魔と戦う“シャドウハンター”で、クラリーにもその血が受け継がれていた…。
人間世界の裏にある人間の知らない世界、宿命を背負った主人公は、ハリポタ的王道。
妖魔の狙いは、母親が隠し持っている聖杯。
それを巡って、クラリーも母親を助ける為、戦いに身を投じていく…。
人狼、ヴァンパイア、魔法使い…伝説は本物。(けど、ゾンビは居ない)
妖魔のビジュアルも不気味なもので(ゼラチン状のワンちゃん!)、クリーチャー、VFX、アクション、見せ場も設ける。
それにしても、妖魔が苦手なものが意外なもの。○○○、偉大なり。
クラリーを守るシャドウハンターの青年、ジェイス。
いつしか惹かれ合うが…。
この手の作品に必要不可欠な「トワイライト」的要素は勿論。
何と言っても主演のリリー・コリンズがキュートなのがよろしい。
ジェイス役もイケメンで、美形カップルで画になり、女の子ならうっとりするようなロマンチックなシーンも用意されている。
が、二人に韓流ドラマ的衝撃の事実が…!
後、母親役の女優も美人さんで、ちょっとポイントプラス。
原作がベストセラーで当然の如くシリーズ化を狙っていたが、やはり興行・批評共に惨敗。
それ故消化不良な点が多々あるのが、残念。
さすがに続編は作られないだろうから、謎は永遠に謎のまま。
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