「心地良い空間、時間でした。」もらとりあむタマ子 Opportunity Costさんの映画レビュー(感想・評価)
心地良い空間、時間でした。
前田敦子演じる主人公、
坂井タマ子が好きになる
「仕様がねぇなぁ(苦笑)」となる作品でした。
タマ子が無為に過ごす一年。
その一年間、特段大きな出来事は起きません。
起きないのですが観終わった後に印象的に残るシーンが沢山。
78分と上映時間は短い。
短いですが充足感は大きく、良い意味でタマ子をもっと観たくなります。
あ、あとエンディングで流れる星野源「季節」も作品と合っていて良かったです。
元は音楽チャンネルの番組間の繋ぎCM。
そのミニドラマを長編化したのが本作という流れですが、このCMもオススメ。
特に冬、「これぞタマ子」というのが出ているので
本CMを広大なネットの漂流物から探し出してから
映画を観に行くのもアリかもしれません。
兎にも角にも「タマ子は仕様がねぇなぁ。でも最高!!」な本作。
タマ子が放つ『少なくとも…今では無い!』を劇場で観ていただきい。
オススメです。
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