ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987のレビュー・感想・評価
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伝説のLive観れて満足
レーベルやら諸般の事情によりソフト化は無理なんで劇場で鑑賞。当時の若かりしアーティストをたくさん観れて満足。
ドキュメンタリーとしてよく出来ている。
権利の関係?
DVDや配信にはならないらしい。もったいない。
レビューを見るとあまり評判はよくないようだが、実際、すばらしいですよ。
体験した人にとっては、どんなひどい体験であったとしても忘れられない時間になっていることでしょう。
●いまじゃ絶対できない伝説フェス。
1987年、熊本県阿蘇の「アスペクタ」で行われた日本版ウッドストック「BEATCHILD」を追ったドキュメンタリー。
よくぞって感じで時代が甦る。しかし最初と最後のナレーション&主催者の謝罪、最後の誰か知らん若造のプロモがまったくもって蛇足。
日本初のオールナイトロックフェス。当日は天気予報も巨大てるてる坊主も裏切って記録的な豪雨。低体温症でバタバタ人が倒れる。救急車が間に合わない。今ならぜったい中止になるわ。という伝説のフェス。当時、高校生のこづかいではさすがに行かれなかった。行っときゃよかった。
映画はライブと楽屋裏が中心。前日リハは晴れてたのにね。
ヒロトが若い。チンピラみたいでかわいい。でもステージは鳥肌モノ。ユカイも大友もマイクパフォーマンスがカッコいい。
BOOWYの楽屋裏映像はない。公開が遅れたのは、やっぱここかな。岡村靖幸って、こんなチャラかったけかな。ちょっと恥ずい。UP-BEATの画像はない。あとひとり知らん人いたな。ほかは勢揃い。
親しく話す尾崎と美里。ふたりとも当時の音楽業界では、かなり異端児だったと思う。
尾崎の苦悩。100から1でなく、0から1を作ってたんじゃないかな。つまり、数あるテーマからじゃなく、自分の経験からの曲作りを。
白井貴子もこの頃は、干されかけてたらしい。今から振り返るとジャパニーズ・ロックの金字塔だったのにね。
大丈夫じゃない「BABY」は熱くて若かった事を思い出しました
言わずと知れた…っていうか僕は知らなかったです。
日本で初めてのオールナイト野外フェス。1987年に阿蘇の麓で行われたBEAT CHILDの回顧映画です。
実は今年の夏に阿蘇に行った時に、阿蘇の大高原の真ん中にステージらしきものが見え、「なんてぇ無駄なものをつくってるんだろうか…使う奴いんのかな?」と疑問に感じてしまいました。
そのステージがこの映画の舞台になっていることなんてまったくしらず…
僕自身はまったくリアル世代ではなく、自分が小学6年生の時にBOφWYに多大な影響を受け、ヒムロックの熱さと規格外のかっこよさに憧れてた時には、周りはウィンクや爆風スランプに夢中になりながらも、そのBOφWYがこの世にすでにないバンドだと知り、とても悲しみながらも、少ないお小遣いをCDやビデオに費やしてました。僕にとってBOφWYは今の自分の原型を作ったバンドであり、BOφWYがあったから、やんちゃながらも真っ直ぐな高校、大学時代を過ごせてこれたと思っています。
なんていいながらも、今では誰もが忘れているバンドの一つであり、僕自身もこの映画を見るまで10年近く聞いていませんでした。
でも、本当にすごいメンツです!尾崎豊、渡辺美里、レッドウォーリアーズ、岡村靖幸、佐野元春、ハウンドドック、ブルーハーツ、ボウイ…本当にこんなフェスが嵐の中で行われ、阿蘇の麓まで何万という人が集まったと思うとその熱量の高さは本当に感じいるものがあるし、この時代をひっぱっていた「ロック」バンドのストレートな表現は今の日本の音楽にはない、武骨で素直で、でも斜めに物を見ている感じが本当に素敵でした。この時代に生まれていたかった…本当にそう思うとともに、自分がBOφWYにハマっていた若くて熱くて強かった時代を思い出しながら、もう一度その熱量を取り戻そうと本当に思いました。
誰もが社会人になって、社会に適合すること=目立たないことであったり、飛び出ないことであったり…に身を委ねることは多くなると思いますが、自分が信じたことを自分一人でも叫び続ける純粋さ…中学、高校では当たり前だった強さをもう一度持とう、そう思えたことがこの映画に出会えた一番の収穫です。
でも、確かに大丈夫じゃなかった「BABY」はこの映画で何かを感じるとは思うのですが、ちょい押し付けすぎでないですかね笑
そんなに言われなくても大丈夫です!!
大人の事情
リハーサルはともかく、ライブが始まるまでのくだりが長すぎて退屈で、音楽がかかる前にビール1杯空けてしまいました。
感想は、酷いものですね……色んな意味で。
説教臭くてウザいナレーション、曲をブツブツ切りまくる編集、ボーカルとギターしか映さないカメラ、挙句の果てに情緒もへったくれもない形で登場し、他人事のような顔でいけしゃあしゃあと見通しの甘さを詫びるプロデューサー。
あの状況で死人が出なかったのは、たまたま幸運だっただけで、現代だったら確実に訴訟モノです。参加者が思い出として振り返るのならいいですが、運営側が上から目線で「大丈夫か」なんて言う資格はどこにもありません。
個人的には、日本におけるフェス文化黎明期の大失敗を、スクリーン映像で見られたことに感謝しますが、それ以外は何の感慨もなし。ていうか、各アーティストのファンは怒るでしょ、これ見て。
これだけアーティストに敬意の感じられないフィルムも珍しくですね。アーティストが絶対にDVD化を認めないと言ったのも、つくづく納得。2500円の価値はありません。
映像自体は良かったけど。
そもそも3万人の予定だったチケットが何故か7万枚も売れていて、
野外なのに、機材に屋根をかけることもせず、
しかも観客も夜通しそこに居続けなければならない割に、
「ちょっと出かけてくる」みたいな軽装で、
FUJI ROCKや荒吐やROCK IN JAPAN FESTIVALが定着し、
「野外の心構え」みたいなものがすっかり出来ている2013年の今では、
とても考えられない失態とずさんさが招いた大惨事なわけで。
ただ、そういう「裏事情」には一切触れず、
淡々と映像を流してくれたのなら、
「ドキュメンタリー」として最後まで見ることが出来たのに。
なんか、途中でおっちゃんが出てきて謝るとか(笑)
エンディングで余計なCM流れるとか(笑)
そこがちょっとがっかりでした。
映像自体はとても貴重なものでよかったのですがね。
大丈夫だぜ!!Baby!!
リアルタイムの世代で、諸般の事情ってやつで行けなかったのさ!!
Baby!大丈夫だぜ!!
そう、レスポンスできるさ!
アップビートの映像化も、含め、完璧版を頼むぜ!Baby!!
そんな、気分。だから、エンディングは、蛇足は、蛇足。ゴメン、<(_ _)> 次は、本編だけでね。
そっちこそ大丈夫か?
ナレーション、編集、気持ち悪い。
曲をぶった切って花火?何の意味があるんだろう?
突然出て来てヘラヘラ謝罪するプロデューサー…何なの?
エンディング長すぎ。劇中のカットの使い回しだし、ただ変な歌を聴かせたいだけの編集。しかも、その後にその歌のプローモーション映像とは…見ないで席を立つ方が良い。
お金返して欲しい。
映画というよりドキュメンタリー
これはストーリー仕立ての上品な映画と思ってはいけい。そもそも、このコンサート自体、音楽業界では伝説化するほど大失敗した興行だったのだから、この時の映像が残っていること自体奇跡です。この時期になるまで公開できなかったのは、幾多の事情があるわけで、むしろこれだけの時間が流れても一般公開することを諦めないでやってくれた関係者に感謝します。この映像はあの過酷で現在ではあり得ない常識はずれなコンサートを体験した者しか分からない寒さと飢えと涙と熱狂の物語です。
それから収益に関して利権が絡むので、この様な形でまとめたのだと思います。絶対に映像化して欲しいというBEATCHILD達の願いを忘れないでいてくれた関係者に評賛。
今年ワースト。いや、人生ワーストかも。
ナレーション最悪、編集最悪、エンドロールの後になお変なコマーシャルがくっついててトドメが刺さりました。
とにかく金儲けのことだけを考えた最悪の映画。こんな映画にロックとか語られたくない。被写体のアーティストたちが可哀想。
劇場に客を集めて謝りたかっただけなのか⁉︎
プロデューサーのバカな出演で台無し!
250円でも高い気がするが、解散した人気バンドの出演許可に敬意を評し、1000000歩譲って、星2つ。
うんち監督のペテン
俺がロックンローラーなら、スクリーンを壊して回っただろう。
くだらない三流音楽のプロモーションに一流ミュージシャンが利用されたペテン。
エンディングで三流音楽を流し、終わった後もプロモの追加。
しつこすぎる、分かり易い答え。
普通のライブ作品なら、ミュージシャンの歌っている場面にナレーションを被せるなんて失礼なことはしないが、この監督は、尾崎の一等いいところ(十七歳の地図)で、くだらないナレーションを被せ、場面まで切り替えて音楽を冒とくしている。
TV映像レベルの編集で、聴いたことない三流音楽のプロモをやって、2,500円もぼったくり。
’80年代の邦楽シーンがそこにある。
BEATCHILD1987観てきたが、当時の邦楽シーンを覚えてるおいらにとって感慨深いものが。それとまさに奇跡なような時間だったのだなと。あの雨、風、そして雷。前にもちょっとつぶやいたけどもしクリティカルな事が起こっていたら果たして?と。でも奇跡的にそういう事態はなかった(いや酷いことは酷いけど)でもそれもふくめて野外フェスの醍醐味と熱気といろいろが混ざったものがフィルムから確かに感じた。
あと若い人たちはどう観るんだろう?それは聞きたい気がする。
しかしたびたびミュージシャンの演奏や歌にかぶるナレーションは邪魔に感じたし。そしてエンディングテーマは(その曲自体は悪くないのだが)何故その当時の参加ミュージシャンの楽曲の中から選ばれなかったのだろうと少し残念に思ったのも事実。
だが時代を映す鏡として、またあの時の邦楽ミュージックシーンを切り取っているものとしても一見の価値ありなのは変わらない評価だ。
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