「制作サイドの甘えを感じてしまう。」JUDGE ジャッジ 案山子男さんの映画レビュー(感想・評価)
制作サイドの甘えを感じてしまう。
理由ある人間集めて殺し合い・・・
「タイトル忘れたが高額報酬の求人に釣られて始まる密室スリラーに似てるな。」なんて思い出しながら最後まで鑑賞してしまった。
この手の設定って最初に集められた人間の理由とか共通点を開始早々バラしてしまうと興味半減。
関係性が分かれば「さぁ~どの順番でどのように死んでゆくんでしょう。」くらいしか興味が湧かなくなくし。
オチもよく理解出来ん・・・
『SAW』のように過酷なゲームに生き残ると後継者が生まれる・・・
とでも言いたいのか?
漫画でも小説を映像化するのはいいが作り手側が甘えているような邦画が多くなってきた印象を受ける。
原作が話題・・・
とか・・・
ベストセラー・・・
とか・・・
豪華キャスト・・・
とか・・・
これからの時代これだけでは客は集まりませんよ。
なぜその物語が人々の心をつかんだのか?
それをどう展開させるのか?
物語通じて何を訴えたい(やりたい。)のか?
むしろこの設定なら
外国で低予算
セレブを夢見る無名の役者。
無名であるが野心家の制作スタッフで作らせた方がよっぽどマシな作品に仕上がっていたのでは?
と思えてしまった・・・
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