「むずかしいテーマ」朝日のあたる家 cocorinさんの映画レビュー(感想・評価)
むずかしいテーマ
評判が良かったので見に行きました。
泣いている方もいたので、感動されているのだと思いましたが
私は複雑な思いで見てしまいました。
どうも、お話しの流れが感動を誘うよう、誘うように作られている気がするのと、ちょっと少女趣味な女性の描き方について行けなかったです。
あと、お父さん役の人がいきなり怒ったりするのが、なんとなく無理強いされて演技しているようで可哀想な気もしました。
一番気になったことは、泣ける映画、、、みたいになってることに違和感を感じました。福島の現実を知って欲しいと作られた気持ちはわかりますが、原発事故で被災された方々は、泣ける存在なのでしょうか?
間違った捉え方をしてるかもしれませんけど、泣かそう、感動させよう、とする事が目的になってるように感じられて、実際に避難生活をされている方たちと最近お話しする機会を持った私は素直に映画に入り込めませんでした。
たくさんの人が感動している映画のようなので、悪く言うつもりは無いのですけど、以前見た「希望の国」の方が現実的に思いました。
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