劇場公開日 2014年2月15日

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「意欲は凄く伝わった…」祖谷物語 おくのひと 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5意欲は凄く伝わった…

2014年11月29日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

萌える

監督&主演女優の舞台挨拶有りでの鑑賞。

何とも言葉にし辛い、3時間近くのファンタジーな一本。

実写版「もののけ姫」といった感触の、テーマがある様で無い様な、伏線を真面目に考証する事自体が損をする夢と現を行き来して進むストーリーはともかく。

ただ一つ問題なのは尺の長さ、それに尽きる。
人物、場所のピースの繋がりが薄くなるのはどうにも勿体無い。
冗長に思えるシーンも多々あり、河瀬監督の出るシーンなどは脚本の工夫でマルッと削れたのでは?
まるで凄く薄い水割りを飲んでいるかのような印象。
飲んでも飲んでもファンタジーに酔えず、ただただトイレに行きたくなるばかり…

監督のヤル気と勢いは伝わるが、どこか客席がおいてきぼりにされた気分がしてならない。

せめて120分まで刈りこんだら、印象は大きく変わったであろう作品。

あ、武田梨奈氏は非常に素敵な方でした!
これからもこれまで以上に応援させていただきます!

レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ