「何故か無駄にエロいのは微妙だが、嫌いじゃない」僕は友達が少ない ヴァルさんの映画レビュー(感想・評価)
何故か無駄にエロいのは微妙だが、嫌いじゃない
タイトルに引かれて鑑賞した映画でしたが、予想以上にぶっ飛んだ設定の映画でしたね。
原作やアニメ版は人気があるようなので、知ってる人は知ってるのでしょうが、私はよく知らなかったもので・・・。
ただ何だこれはと思いつつも、意外と楽しんで見てしまいました。
まあ内容的になかなか他人に薦め難い映画ではありましたけど、こっそり(←どんな状況?)お一人様を楽しみたい時には最適な映画かなと。
何故お一人様がベストなのかと言えば、それは無駄に中二病的なエロ描写が多すぎたからに他なりません。
内容はぶっ飛んだ設定だった割に思いのほか真っ当な青春エンタメ映画だったのですが、本筋に全く関係ない子供じみたエロ妄想描写がちょっと酷すぎて、いい大人が真面目に鑑賞するにはちょっと・・・。
でも、こう言うのは嫌いじゃない自分もどこかにいたりするもので、結局こっそりお一人様で鑑賞するのがベストなのかなと。
ちなみに私が鑑賞した回は、私も含めてお一人様率100%でした(鑑賞者10人前後でしたが)。
それにしても、強烈なキャラ過ぎて友達がいない隣人部メンバーの個性は、本当に凄かったですね。
そんなメンバー紹介的な流れの前半は、結構楽しんで見てしまいましたよ。
結果ここでは一番まともなキャラだった瀬戸康史や、命令口調が思いっきり嵌っていた北乃きい等のキャスト陣も、私は悪くなかったと思いました。
ただ、後半の脳内バーチャルな世界で繰り広げられたあの展開は、ちょっと・・・正直イマイチだったかなと。
前半が意外と面白かっただけに、少々勿体無かったですね。
と言いつつも、グッと来るようなこれぞ青春!な描写もあったりで、何気にちょっと感動している自分もそこにいたりはするのですが・・・。