悪の法則のレビュー・感想・評価
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意外とスムースなプロット
一言でいうと「メキシコの麻薬組織は怖いんやで」。
セレブが株とかカジノで儲けようという気分で麻薬運びに手出したら、
途中頓挫してその責任すべてを負わされる破目に陥り、
当事者以外は皆殺しで、生き地獄の中に殺されず生かされる、
ほぼドキュメンタリーみたいな内容です。
「オレはズラかるぜ」と高飛びしたブラピを、
カメラがべた付きして追いかけるシーンは、
「絶対何か起こるでしょ、ていうか死亡フラグでしょ」
で、結末は予想通りなんだけど、
このシーンとか見てると、日本のヤクザ映画見てる気分になった。
確か世良公則とか殺されるとこ、こんな感じ。
誰かが大逆転の一撃をかます訳でもなく、
大どんでん返しも起こることなく、
粛々と正に粛清されていく主要人物たちなんだけど、
見終わって思ったのは、
この残酷な結末を回避する選択肢ってあったのか?
と思い返すと、その伏線は結構ありました。
ブラピもハビエルも、ファスベンダーに忠告してました。
何度も「それでもやるのか?」「弁護士で稼げば?」と。
一番の伏線は、ダイヤを買ったオランダでの話。
「警告のダイヤ」を買った主人公が、その後破滅の道へ。
そして最後に残った「女」はダイヤを買う算段を・・・、と、
あーやられたー、と思ったらこちらの負けかなと。
他ではヤマハのYZF-R1(R6かも?)が出てたのでポイント髙し。
でもあんなメンド臭い罠、仕事人でも仕掛けないと思います。
しかし相変わらずファスベンダーはエロい。
久々に観た凄い映画
悪の法則とは良く言ったものだ
長く付き合っている女性との結婚間近で、欲に駆られた弁護士(カウンセラー)が、たった一度の過ちながら 麻薬の取り引きに加担したことから、取り返しのつかない「悪の法則」に翻弄されていく。
作品のストーリーを追おうとしても、大きな道筋はあるけど、関係性や動機、その他の背景がまるで見えないので、余り考えても意味がないのかなと。
たった一度でも踏み入れてしまった「世界」から、何かを変えようとしても なにも変わらない。その前に選択肢はあったのだと…。
誰も主人公を助けようとしないし、これから起こることも受け入れるしかないのだと諭す。
終盤で送られてくるDVDは、序盤で語られたスナッフビデオなのだろうと、容易に想像できる。
出来れば、少しだけでも内容を観せて欲しかったかなっ。
ブラッド・ピットにはめられた、例の装置!
やっと登場!最後、ポロンと転がる所まで観られるのかと期待しちゃいました。
ただ、中でも一番可哀想だったのが、カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)の恋人ローラ(ペネロペ・クルス)じゃないかな…。
しかし、これもまた法則が動き出した歯車の一つなのかな…。
騙し合いや 裏切り合いに 翻弄されてしまった主人公だけど、虚しさだけを抱えて生きていくのでしょうかね…。
悲しいですね。
って言うか、ナマズには笑った(笑)
スティーヴ・マックイーンのポスター。これがバイクに乗った男を針金...
スティーヴ・マックイーンのポスター。これがバイクに乗った男を針金を張って転倒させるってところに繋がるのか・・・
前半は人間関係や仕事のやばさの説明とセックスの話ばかりで本題に入らない。ライナー(ハビエル・バルデム)がローラ(クルス)をカウンセラー(ファスベンダー)に紹介したところで、「いい女だろ?」などと言ってるのが実の夫婦関係であるので笑いを誘う。
バイカーからブツを奪って作戦決行と仕事がスタートするが、いきなり「やばいことになったぞ」とウェストリー(ブラッド・ピット)から連絡が。そのバイカーはカウンセラーの依頼人の息子で、彼自身が警察から釈放させた女だった。しかも物が消えていた・・・
麻薬カルテルからの殺し屋はすぐにやってきていた。ライナー、ローラ、と次々に殺されて行って、ロンドンに逃げたウェストリーでさえも首に針金を仕掛けられて殺される。カウンセラーはメキシコに逃げて怯えるばかり・・・
結局はアキナム(ディアス)が最も怖い存在だった・・・ブルブル
要するにわかりにくい
監督キャスト揃えて、企画先行ものなんだろうか、と序盤はおもわずにはいられないかったが、どうやら様子が違うということに、気づいていくことになる。
ただ、意味がわからないので、あんまり面白くはない、という状態がしばらく続く。それは結局最後まで続き、ダークな印象を残して映画は幕を閉じる。
面白くはないが、見応えはあるのではないでしょうか。
寝た。
相変わらずメキシコには救いがないな
豪華キャストは魅力的だったが
割と単純な話を妙に小難しく描いた映画でしたね。
まあ豪華キャストでしたから、キャスト的な見応えは十分でしたが、このキャストじゃなかったら、前半で睡魔に襲われた可能性大だったかも(苦笑)
とにかく前半の会話劇がかったるい。
やたら哲学的な会話なので、いまいち頭に入ってこないんですよね。
その会話が後半全て自分の身に降りかかってくるみたいな演出だったので、会話を楽しめていればそれも面白いと感じれたかもですが、あまり頭に入ってこなかったので、面白さは程々ぐらい・・・もっとシンプルに描いてくれた方が面白かったかも。
まあ結局、素人が悪いことには手を出すなってことでしょうか。
下手に麻薬ビジネスなんかに手を染めたら、全く落ち度が無くても負のスパイラルに陥ると言った感じで。
そんな負のスパイラルに巻き込まれたマイケル・ファスベンダーを中心に、ブラッド・ピット、ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、大物俳優達の末路は、今までに無いパターンで新鮮でしたけどね。
極め付けはキャメロン・ディアスのキャラ設定か。
まさに女豹、あまりに妖艶すぎて、ぶっ飛びすぎて、度肝抜かれました。
でも、結局印象的だったのはキャストの方で、悪の法則自体は、普通に怖いぐらいって感じでしたかね。
深い犯罪映画
深いのだろう
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