「豪華キャストは魅力的だったが」悪の法則 スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
豪華キャストは魅力的だったが
割と単純な話を妙に小難しく描いた映画でしたね。
まあ豪華キャストでしたから、キャスト的な見応えは十分でしたが、このキャストじゃなかったら、前半で睡魔に襲われた可能性大だったかも(苦笑)
とにかく前半の会話劇がかったるい。
やたら哲学的な会話なので、いまいち頭に入ってこないんですよね。
その会話が後半全て自分の身に降りかかってくるみたいな演出だったので、会話を楽しめていればそれも面白いと感じれたかもですが、あまり頭に入ってこなかったので、面白さは程々ぐらい・・・もっとシンプルに描いてくれた方が面白かったかも。
まあ結局、素人が悪いことには手を出すなってことでしょうか。
下手に麻薬ビジネスなんかに手を染めたら、全く落ち度が無くても負のスパイラルに陥ると言った感じで。
そんな負のスパイラルに巻き込まれたマイケル・ファスベンダーを中心に、ブラッド・ピット、ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、大物俳優達の末路は、今までに無いパターンで新鮮でしたけどね。
極め付けはキャメロン・ディアスのキャラ設定か。
まさに女豹、あまりに妖艶すぎて、ぶっ飛びすぎて、度肝抜かれました。
でも、結局印象的だったのはキャストの方で、悪の法則自体は、普通に怖いぐらいって感じでしたかね。
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