「超ドS級のクソ映画だ!」悪の法則 のんさま.コムさんの映画レビュー(感想・評価)
超ドS級のクソ映画だ!
というのが、最初の感想。
しかし、嫌いじゃない。
後から考えれば考える程に味があって面白い映画であった
これから確信に迫るのか?という場面で映画がプツッと終わりエンドロールに入る
周りの観客からは「意味が分からん」との声があちらこちらから聞こえてきていたが、私も度肝を抜かれながら考えた
分からない部分は...なかったではないか
全てにおいておおよそ想像がつくのだ
そして、その想像がおそらく正解なのだと
確信に迫らずして確信をついた。
新しい感覚の映画であった
監督さすがだな...
と、頷いてしまう作品なのだ
大胆な描写でひきつけた冒頭のペネロペの官能的なシーンから、目を覆いたくなるような殺害シーン。さらにはこれ以上ない恐怖感を間接的に観客に煽ってくる。
そして、顎が抜け落ちそうなラスト
このような描き方ができる監督はやはりリドリー・スコットならではないだろうか...
いい話ではないにしろクオリティは高かった
そう思える映画であった
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