「【メキシコマフィアも怖いが、もっと怖いものがあった。コーマック・マッカーシーのハード・ダークな世界を見事に映像化した作品。】」悪の法則 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【メキシコマフィアも怖いが、もっと怖いものがあった。コーマック・マッカーシーのハード・ダークな世界を見事に映像化した作品。】
クリックして本文を読む
マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピットが出演している豪華作。
ブラッド・ピッドが演じた裏社会を知る謎の男の言葉”スナッフ・フィルムを知っているか・・。美女の頭を切り落として・・・。”うわわわ・・。
その、ブラッド・ピッドの死に方も凄い。あのような、ブラッド・ピッドの悲惨な姿をスクリーンで見た記憶がない。
そして、美しきペネロペ・クルスが演じたローラは、婚約者、マイケル・ファスペンダー演じるカウンセラーの行いのために・・・、うわわわ・・。
そして、カウンセラーに”ヤア!”と書かれたDVDが届けられる・・・。
それにしても、ライナーを演じたハビエル・バルデム、良く奥さんにあのような可哀そうな役を引き受ける事を了承したなあ。
これも、リドリー・スコット監督だから俳優陣は役を引き受けたのだろうか?
人間の中には、最悪なサディスティックな性癖を持つ者もいる・・、という認めたくないハード・ダークな考え方を映像化した作品。
残虐シーンを”敢えて”殆ど描いていないことが、逆にこちらの”嫌な想像力”を掻き立て、今作の怖さを際立たせたものにしている。
<究極の”悪”を描く怖い怖い作品。色々な怖い場面を、想像してしまった、嫌な汗をかいた作品。でも、引き込まれた・・。>
<2013年11月15日 劇場にて鑑賞>
コメントする