「悪の法則とは良く言ったものだ」悪の法則 m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
悪の法則とは良く言ったものだ
長く付き合っている女性との結婚間近で、欲に駆られた弁護士(カウンセラー)が、たった一度の過ちながら 麻薬の取り引きに加担したことから、取り返しのつかない「悪の法則」に翻弄されていく。
作品のストーリーを追おうとしても、大きな道筋はあるけど、関係性や動機、その他の背景がまるで見えないので、余り考えても意味がないのかなと。
たった一度でも踏み入れてしまった「世界」から、何かを変えようとしても なにも変わらない。その前に選択肢はあったのだと…。
誰も主人公を助けようとしないし、これから起こることも受け入れるしかないのだと諭す。
終盤で送られてくるDVDは、序盤で語られたスナッフビデオなのだろうと、容易に想像できる。
出来れば、少しだけでも内容を観せて欲しかったかなっ。
ブラッド・ピットにはめられた、例の装置!
やっと登場!最後、ポロンと転がる所まで観られるのかと期待しちゃいました。
ただ、中でも一番可哀想だったのが、カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)の恋人ローラ(ペネロペ・クルス)じゃないかな…。
しかし、これもまた法則が動き出した歯車の一つなのかな…。
騙し合いや 裏切り合いに 翻弄されてしまった主人公だけど、虚しさだけを抱えて生きていくのでしょうかね…。
悲しいですね。
って言うか、ナマズには笑った(笑)
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