劇場公開日 2013年10月26日

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「最期に行きたい場所は何処?」僕が星になるまえに arakazuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0最期に行きたい場所は何処?

2014年7月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

末期ガンのジェームズに残された時間が少ないのは確かだが、彼を支える三人の親友、デイヴィ、マイルズ、ビルも、そして私達も皆永遠に生きられる訳ではなく、明日はどうなるかわからない。
私達もまた余命を生きているのである。

ジェームズはもちろん、三人も人生の岐路に立たされている。
時間は誰にとっても限られているのに、
先に一歩踏み出すことを躊躇している三人がジェームズには歯がゆい。
彼らに何かを伝えられるとしたら、これが最後のチャンス。
そして、ジェームズには計画があった…。

『死ぬまでにしたい10のこと』『最高の人生の見つけ方』『ノッキング・ヘブンズ・ドア』『エイプリルの七面鳥』とか、余命幾ばくもないキャラクターが登場するる作品は珍しくはないだけに、差別化が出来ているか?オリジナリティがあるかどうかというと、微妙。
確かに死にゆくジェームズを演じたB・カンバーバッチの新たな面を見ることは出来たが、ジェームズを献身的に看護するデイヴィーを演じるトム・バークが『オンリー・ゴッド』のあの一番の狂犬キャラのお兄ちゃん役だと気づいてビックリ!

arakazu