劇場公開日 2014年4月19日

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「重くて悲しいだけ」そこのみにて光輝く 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0重くて悲しいだけ

2019年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

内容も原作も知らずに鑑賞。
うーん。
救いの無さ。貧困、営み、性。ドスーンと重たく、ラストが来ても光り輝くとはならないかった自分には。その後も永遠にスパイラルから抜け出せないだろう。ただひたすら救いのない物語にしか思えなかった。

役者の頑張りは強く感じた。池脇千鶴の演技は映画を背負う気合が感じられたし、菅田将暉のキャラ立ちっぷりは光った。(綾野剛はいつもの綾野剛という感じだったけど)。

この物語を描くことで何を伝えたいのかはわからずじまい。地方の貧困さの中にあってもそこで輝け?全てをとっとと捨てろよ!としか思えなかった。愛というよりエゴイズムを感じる人物ばかりに見えた。良い映画とも思えませんでした。

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散歩男