飛べ!ダコタのレビュー・感想・評価
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何故か長く感じた
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真実を基に作っているから、ストーリーが良いのは当たり前。
最後のダコタが離陸する瞬間。目に入り込んできたのは模型飛行機。何故ここでCGを駆使しない。それまでの飛ばないダコタは実機を海外から持ち込んでの制作だから、文句を言わせない映像だったのに、最後の最後で鑑賞者を奈落の底に落とす映像は納得出来無い。
人間の表現、描写に時間を掛け過ぎで、はしょっても良い場面は多々あった。
映像も含めて表現するのが映画。ストーリーだけで表現するのだったら、史実や小説で十分な事になる。うまくはしょって、人件費の一部をCGに回して欲しかった。
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描くべきドラマ
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不時着場面が音だけとか、ありきたりな心の交流の場面にセンスが感じられないとか気になるところはあるのだが、描くべきものをきっちり描いていてよかった。特にその後松本人志監督の『R100』を見たせいで、ちゃんと描くべきものを描くことの素晴らしさを痛感した。
ダコタに故障があって不時着したので修理はさぞ大変なのではないかと思っていたのだが、そこはあっさりと描かれ、飛び立つ場面も割と軽々飛び立っていた。滑走路の出来がよかったからなのだろうか。
美術が素晴らしく、佐渡の様子に2010年代を全く感じさせなかった。
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