「描くべきドラマ」飛べ!ダコタ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
描くべきドラマ
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不時着場面が音だけとか、ありきたりな心の交流の場面にセンスが感じられないとか気になるところはあるのだが、描くべきものをきっちり描いていてよかった。特にその後松本人志監督の『R100』を見たせいで、ちゃんと描くべきものを描くことの素晴らしさを痛感した。
ダコタに故障があって不時着したので修理はさぞ大変なのではないかと思っていたのだが、そこはあっさりと描かれ、飛び立つ場面も割と軽々飛び立っていた。滑走路の出来がよかったからなのだろうか。
美術が素晴らしく、佐渡の様子に2010年代を全く感じさせなかった。
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